登録販売者:過去問[大阪]H28-8

人体の働きと医薬品【問071~080】

【問071】

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 雪眼炎(雪目ともいう)は、紫外線を含む光に長時間曝され、角膜の上皮に損傷を生じたものである。
  2. 眼精疲労とは、メガネやコンタクトレンズが合っていなかったり、ストレスや睡眠不足等が要因となって、慢性的な目の疲れに肩こり、頭痛等の全身症状を伴う場合をいう。
  3. ビタミンAが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じることがある。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問072】

鼻又は耳に関する次のa~dの記述について、正しいものの組み合わせを下の1~5から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 鼻腔上部の粘膜にある特殊な神経細胞(嗅細胞)は、においに対する感覚が非常に鋭敏であり、順応を起こしにくい。
  2. 副鼻腔は、線毛を有し粘液を分泌する細胞でできた粘膜で覆われている。
  3. 小さな子供では、耳管が細く長くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。
  4. 外耳は、側頭部から突出した耳介と、耳介で集められた音を鼓膜まで伝導する外耳道からなる。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,c)
  4. 4.(b,d)
  5. 5.(c,d)

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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【問073】

次のa~bの( )に入れるべき字句の正しい組み合わせを下表から一つ選び、
その番号を解答用紙に記入しなさい。
※なお、同じアルファベットの欄には同じ字句が入ります。

汗腺には、腋窩などの毛根部に分布する( a )と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に
分布する( b )の2種類がある。汗は( b )から分泌され、体温調節のための発汗は全身の皮膚に生じるが、
精神的緊張による発汗は手のひらや足底、脇の下の皮膚に限って起こる。

No a b
1 アポクリン腺 エクリン腺
2 エクリン腺 皮脂腺
3 皮脂腺 エクリン腺
4 エクリン腺 アポクリン腺
5 アポクリン腺 皮脂腺

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問074】

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 骨の関節面は、弾力性に富む靭帯に覆われている。
  2. 骨組織を構成する無機質は骨に柔軟性を与え、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靭さを保つ。
  3. 胸骨は、造血機能を担う骨の一つである。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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【問075】

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 腱は結合組織のみでできており、関節を構成する骨と関節を動かす骨格筋をつないでいる。
  2. 骨格筋は、随意筋であり、疲労しやすく長時間の動作は難しい。
  3. 不随意筋である心筋では、筋線維を顕微鏡で観察しても骨格筋のような横縞模様は見られない。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問076】

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 末梢の血管は脳の血管に比べて物質の透過に関する選択性が高い。
  2. 脳は、記憶、情動、意思決定等の働きを行っており、脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視床下部など)がある。
  3. 中枢神経系は、脳を中心とする神経系で、脊髄は含まない。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問077】

次の1~5の記述について、副交感神経系よりも交感神経系が活発になっているときの作用として、誤っているものを一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. グリコーゲンの分解
  2. 気管支収縮
  3. 発汗亢進
  4. 腸の運動低下
  5. 瞳孔散大

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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【問078】

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 錠剤、カプセル剤等の固形剤は、腸溶性製剤のような特殊なものを除き、胃で有効成分が溶出するものが大部分である。
  2. 全身作用を目的として使用する坐剤は、内服薬よりも全身作用が現れるのが遅い。
  3. 点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがある。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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【問079】

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 口腔内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉に対するものである場合が多く、
    飲み込まずに口の中で舐めて徐々に溶かして使用する。
  2. 軟膏剤とクリーム剤を比べると、一般的に、適用部位を水から遮断したい場合には、
    軟膏剤を用いることが多い。
  3. カプセル剤は、容易に服用できるようにカプセルの原材料としてゼラチンが広く用いられており、水なしで服用する。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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【問080】

医薬品の副作用に関する次のa~dの記述について、正しいものの組み合わせを下の1~5から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 中毒性表皮壊死融解症(TEN)の症例の多くは、皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられ、発症頻度は、人口1万人当たり年間4~12人と報告されている。
  2. 偽アルドステロン症は、低カリウム血性ミオパチーによると思われる四肢の脱力と、血圧上昇に伴う頭重感などが主な症状となる。
  3. 間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2週間程度で発症することが多く、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。
  4. 無菌性髄膜炎の症状は、首筋のつっぱりを伴う激しい頭痛、発熱、吐きけなどが現れるものであり、早期に原因医薬品の使用を中止しても予後不良となることが多い。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,c)
  4. 4.(b,d)
  5. 5.(c,d)

※登録販売者 平成28年出題地域試験問題より引用

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