登録販売者:過去問[関西広域連合:構成府県共通]令和3-12

医薬品の適正使用と安全対策【問111~120】

登録販売者の試験問題について、関西広域連合(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県)は出題内容が共通です。 ※令和元年度より関西広域連合構成府県として、6府県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県)が共通問題となりました。

【問111】

医薬品副作用被害救済制度における給付のうち、請求期限のないものの組合せを一つ選べ。

  1. 遺族年金
  2. 障害児養育年金
  3. 障害年金
  4. 遺族一時金

1(a、c) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d)

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問112】

適正に使用した場合にもかかわらず、副作用によって一定以上の健康被害が生じ、医薬品副作用被害救済制度の対象となる一般用医薬品等について、正しいものの組合せを一つ選べ。

  1. 殺菌消毒薬(人体に直接使用するもの)
  2. 一般用検査薬
  3. 漢方処方製剤
  4. 無承認無許可医薬品

1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問113】

一般用医薬品の安全対策に関する記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。なお、複数箇所の( a )及び( b )内は、いずれも同じ字句が入る。

( a )による間質性肺炎については、1991年4月以降、使用上の注意に記載されていたが、その後、( a )と( b )の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、( b )との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。しかし、それ以降も慢性肝炎患者が( a )を使用して間質性肺炎が発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあったことから、 1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して( c )が指示された。

1 小青竜湯 インターフェロン製剤 緊急安全性情報の配布
2 小青竜湯 インターフェロン製剤 製品の回収
3 小青竜湯 プソイドエフェドリン塩酸塩 製品の回収
4 小柴胡湯 プソイドエフェドリン塩酸塩 緊急安全性情報の配布
5 小柴胡湯 インターフェロン製剤 緊急安全性情報の配布

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問114】

医薬品の適正使用のための啓発活動に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。

  1. 薬物乱用防止を推進するため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
  2. 毎年10月17日~23日を「薬と健康の週間」として、医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させるための、広報活動やイベント等が実施されている。
  3. 医薬品の適正使用の重要性に関する啓発は、必ずしも理解力が十分とはいえない小中学生には積極的にすべきではない。
  4. 登録販売者は、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための活動に積極的に参加、協力することが期待されている。
1
2
3
4
5

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問115】

次の表は、ある一般用医薬品の鼻炎用内服薬に含まれている、有効成分の一覧である。

3カプセル中

成分 分量
メキタジン 4 mg
プソイドエフェドリン塩酸塩 75 mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 75 mg
シンイエキス 24 mg
ベラドンナ総アルカロイド 0.4 mg
無水カフェイン 110 mg

この鼻炎用内服薬の添付文書等の「次の人は使用(服用)しないこと」の項目において、「次の診断を受けた人」と記載されている基礎疾患の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。

  1. てんかん
  2. 糖尿病
  3. 高血圧
  4. 甲状腺機能障害
1
2
3
4
5

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問116】

アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため、一般用医薬品の添付文書等に、「次の人は使用(服用)しないこと」と記載されている成分を一つ選べ。

  1. 酸化マグネシウム
  2. ジフェンヒドラミン塩酸塩
  3. ジヒドロコデインリン酸塩
  4. フマル酸第一鉄
  5. イブプロフェン

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問117】

一般用医薬品の胃腸薬の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「透析療法を受けている人」と記載することとされている成分の正しいものの組合せを一つ選べ。

  1. スクラルファート
  2. ロートエキス
  3. 水酸化アルミニウムゲル
  4. アズレンスルホン酸ナトリウム

1(a、c) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d)

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問118】

一般用医薬品の添付文書等において、「妊婦又は妊娠していると思われる人」は、「相談すること」と記載されている医薬品の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。

  1. ブロモバレリル尿素が配合された乗物酔い防止薬
  2. センノシドが配合された瀉下薬
  3. アセトアミノフェンが配合された解熱鎮痛薬
  4. コデインリン酸塩が配合された鎮咳去痰薬
1
2
3
4
5

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問119】

次の医薬品成分と、その成分を含む一般用医薬品の添付文書等に「相談すること」と記載することとされている対象者との関係について、正しいものの組合せを一つ選べ。

医薬品成分 対象者
アスピリン 甲状腺機能亢進症の診断を受けた人
アセトアミノフェン 肝臓病の診断を受けた人
メチルエフェドリン塩酸塩 心臓病の診断を受けた人
ロペラミド塩酸塩 てんかんの診断を受けた人

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問120】

クロルフェニラミンマレイン酸塩を含有する一般用医薬品である内服アレルギー用薬の添付文書等において、「使用上の注意」に記載されている事項に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。

  1. 緑内障の診断を受けた人は、「相談すること」とされている。
  2. 胃潰瘍の診断を受けた人は、「相談すること」とされている。
  3. 眠気等が懸念されるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている。
  4. 一定期間又は一定回数使用しても症状が改善されない場合は、ほかに原因がある可能性があるため、「長期連用しないこと」とされている。
1
2
3
4
5

※登録販売者 令和3年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です