1. 日本薬局方に収載されている医薬品の中には、一般用医薬品として販売されているものがある。
2. 人の身体に直接使用されない検査薬や殺虫剤も、医薬品に該当する場合がある。
3. 人の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、機械器具、歯科材料、医療用品及び衛生用品でないものはすべて医薬品である。

第56条 次の各号のいずれかに該当する医薬品は、販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で製造し、輸入し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。

一

日本薬局方に収められている医薬品であって、その（ a ）が日本薬局方で定める基準に適合しないもの

二から四

（省略）

五

その全部又は一部が（ b ）又変質若しくは変敗した物質から成っている医薬品

六

（省略）

七

（ c ）その他疾病の原因となるものにより汚染され、又は汚染されているおそれがある医薬品

1. 一般用医薬品の用法としては、注射等の侵襲性の高い使用方法は認められていない。
2. 配置販売に従事する薬剤師は、すべての一般用医薬品を配置販売することができる。
3. 一般用医薬品は、医師等の診察によらなければ一般に治癒が期待できない疾患（がん等）に対する技能効果は認められていない。

1. 劇薬は、14歳未満の者その他安全な取扱いをすることについて不安があると認められる者には交付してはならない。
2. 劇薬を貯蔵、陳列する場所には、かぎを施さなければならない。
3. 店舗管理者が登録販売者である店舗販売業者は、劇薬を開封して、販売してはならない。

1. 一般用医薬品のリスク区分は、配合されている成分又はその使用目的等に着目して分類されており、医薬品製造販売業者が定めたものである。
2. 一度、区分された一般用医薬品のリスク区分は、他のリスク区分に変更されることはない。
3. 第三類医薬品は、第一類医薬品及び第二類医薬品以外の一般用医薬品である。

1. 製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
2. 重量、容量又は個数等の内容量
3. 製造番号又は製造記号
4. 配置販売品目以外の一般用医薬品にあっては、「店舗専用」の文字
5. 技能又は効果

1. 全ての医薬部外品の直接の容器または被包には、「指定医薬部外品」の文字の表示が義務付けられている。
2. かつては医薬品であったが医薬部外品へ移行された製品群がある。
3. 医薬部外品では、直接の容器または被包に有効成分以外の成分を表示することは禁止されている。

1. 医薬部外品を販売する場合、医薬品と同様、販売業の許可は必要である。
2. 化粧品は、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つことを目的としている。
3. 医薬部外品の技能効果として、解熱鎮痛を目的とするものがある。
4. 医薬部外品の技能効果として、あせも、ただれ等の防止を目的とするものがある。

○ 食品とは、医薬品及び（ a ）以外のすべての飲食物をいう。
○ 特定保健用食品とは、（ b ）により、特定の保健の用途に資する旨の表示が許可されたものである。
○ 保健機能食品は食生活を通じた（ c ）を目的として摂取されるべきものである。

1. 薬局開設者は、薬剤師でなければならない。
2. 薬局の管理者は、薬剤師でなければならない。
3. 医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設の許可を受けていないものについては、病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない。
4. 店舗販売業の許可を受けた店舗では、従事している薬剤師が調剤を行うことができる。