1. カルプロニウム塩化物は、頭皮における抗菌、抗炎症作用を期待して用いられる。
2. エストラジオール安息香酸エステル配合の毛髪用薬は、局所的に作用するため、妊婦または妊娠していると思われる女性でも、医薬品の販売等に従事する専門家に相談することなく使用することができる。
3. カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
4. チクセツニンジンは、頭皮の血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. ニコチン置換療法は、喫煙しながら禁煙補助剤を使用し、段階的に喫煙量を減らして、最終的に禁煙に導く方法である。
2. 禁煙補助剤には、咀嚼剤とパッチ製剤があり、ニコチンが口腔粘膜から吸収または皮膚を透過して血中に移行する。
3. 咀嚼剤は、ゆっくりと断続的に噛むこととされているが、噛みすぎて唾液が出過ぎたときは、飲み込まずにティッシュ等に吐き出すとよい。
4. ニコチンは、インスリンの血糖降下作用に拮抗して、効果を妨げるおそれがあるため、インスリン製剤を使用している人は使用前に医師等に相談する必要がある。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. インヨウカクは、強壮、血行促進、強精等の作用を期待して用いられる。
2. タイソウは、主に強壮作用を期待して配合されている場合がある。
3. 数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、手術や出産の直後等の滋養強壮を目的として用いられる。
4. ヨクイニンは、肌荒れやいぼに用いられる。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. システインは、下垂体や副腎系に作用し、ホルモン分泌の調節に関与するとされ、主薬製剤の服用後、ときに生理（月経）が早く来たり、経血量が多くなったりする。
2. ガンマ－オリザノールは、妊娠３ヶ月以内の妊婦、妊娠していると思われる女性および妊娠を希望する女性では、新生児の先天異常の割合が上昇したとの報告があるため、過剰摂取に留意する必要がある。
3. 十全大補湯は、胃腸の弱い人では、胃部不快感の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
4. 補中益気湯は、まれではあるが、重篤な副作用として間質性肺炎や肝機能障害が生じることがある。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 漢方処方製剤は、用法用量において特に適用年齢に定めがない場合は、乳児であっても月齢に関係なく使用できる。
2. 漢方薬は、現代中国で利用されている中医学に基づく中薬とは、考え方等が異なっている。
3. 漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。
4. 漢方処方製剤は、患者の「証」に合わないものが選択された場合、副作用を招きやすくなる。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 防已黄耆湯は、体力が充実して脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの肥満症に適すとされる。
2.  防風通聖散は、体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの高血圧や肥満症に適すとされる。
3. 大柴胡湯は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に適すとされる。
4. 防已黄耆湯および防風通聖散は、いずれも構成生薬としてカンゾウを含まない。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 器具等の殺菌・消毒を目的とする消毒薬は、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内であれば、医薬部外品として流通することが認められている。
2. イソプロパノールは、エタノールよりも粘膜刺激性が低いため、粘膜面や傷がある皮膚の殺菌・消毒によく用いられる。
3. 有機塩素系殺菌消毒成分は、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられることが多い。
4. アルカリ性の消毒薬が誤って皮膚に付着した場合には、水洗するよりも、できるだけ早く酸で中和することが重要である。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 殺虫剤や忌避剤の中には、原液を用時希釈して用いる等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品がある。
2. 燻蒸にてゴキブリの駆除を行う場合、卵は殺虫剤成分が浸透しない殻で覆われているため、孵化後にもう一度燻蒸処理を行う必要がある。
3. メトプレンは、幼若ホルモンに類似した作用を有するため、ダニの駆除に用いられる。
4. フェニトロチオンは、シラミの駆除を目的とする場合は、人体に直接適用されるものである。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 一般の生活者が、自らの健康状態を把握し、医療機関の受診につなげていくためのもので、悪性腫瘍の診断に関するものも販売されている。
2. 薬局または薬局を併設する店舗販売業においてのみ、取り扱うことが認められている。
3. 検査に用いる検体として認められるのは、尿や糞便のように、侵襲なく採取できるものである。
4. 販売する際、適切な情報提供が求められる事項の一つとして、検査結果に影響を及ぼす物質の説明がある。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用