1. 体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状（のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安）、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。
2. 構成生薬としてダイオウを含む。
3. 体の虚弱な人（体力の衰えている人、体の弱い人）では、激しい腹痛を伴う便秘の副作用が現れやすいとされる。
4. 鼻血の適応に対して用いる場合には、症状の改善がみられるまで、比較的長期間（１ヶ月位）服用が必要である。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

これらの成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

1. 局所の感染を防止することを目的として、殺菌消毒成分が配合されている。
2. 配合されている抗炎症成分は、含有量が少ないため、長く使用し続けることができる。
3. 痒みを抑える効果を期待して、局所に冷感刺激を生じさせる成分が配合されている。
4. 肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して組織修復成分が配合されている。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 桃核承気湯
2. 桂枝加芍薬湯
3. 加味逍遙散
4. 当帰飲子

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 眠気が促される成分は配合されていない。
2. 目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状が現れるおそれがある成分が配合されている。
3. 排尿困難が現れることがある成分が配合されている。
4. 医療機関でセレギリン塩酸塩等のモノアミン酸化酵素阻害剤が処方されて治療を受けている人は、使用を避ける必要がある成分が配合されている。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 噴霧の際、使用前に鼻をよくかんでおく。
2. 清潔に保つため、薬液が入った容器は、必ずキャップを閉めた状態で保存する。
3. 噴霧時に薬液が鼻汁とともに逆流しないよう、容器の先端を鼻腔内に押し付けて使用する。
4. 同じ症状の人と共有して使用することは、差し支えない。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 眼科用薬は、網膜の内側と眼球の間の空間に適用する外用薬である。
2. コンタクトレンズ装着液は、あらかじめ定められた範囲内の配合成分のみを含む等の基準に当てはまる製品については、医薬部外品として認められている。
3. 人工涙液は、涙液中の抗菌作用を補うことを目的とするもので、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられる。
4. 点眼薬は、一般に、１滴の薬液量が少なめに調製されているため、一度に数滴点眼する方が効果が増す。
5. 薬液を行き渡らせるため、点眼直後に、まばたきを数回行うと効果的とされる。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. この点眼薬には、抗菌作用があるサルファ剤という薬が配合されています。
2. この点眼薬は、すべての細菌に対して効果があるわけではありません。
3. この点眼薬は、ウイルスには効果がありませんが、真菌には有効な薬です。
4. ２０日ほど使用しても症状が改善しない場合は、眼科専門医の診療を受けてください。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。
2. 外皮用薬の適用部位に現れる発疹・発赤、痒み等の局所性の副作用は、外皮用薬が適応とする症状と区別することが難しい場合がある。
3. 一般用医薬品のオキシドール（過酸化水素水）は、真菌に対する殺菌消毒作用を示す。
4. スプレー剤やエアゾール剤は、患部に対して至近距離から、同じ部位に連続して５秒以上噴霧することが望ましい。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 火傷（熱傷）の場合は、水疱（水ぶくれ）が破れると、そこから感染を起こして、化膿することがあるため、冷やした後は、水疱を破らないようにする。
2. 創傷部への殺菌消毒薬の繰り返しの使用は、皮膚常在菌を殺菌したり、殺菌消毒成分により組織修復が妨げられることで、治癒が遅れることがある。
3. 最近では、創傷面に浸出してきた液の中に表皮再生の元になる細胞を活性化させる成分が含まれているため、乾燥させない方が早く治癒するという考えも広まってきている。
4. 出血しているときは、創傷部に清潔なガーゼやハンカチ等を当てて、創傷部を心臓より高くして圧迫すると止血効果が高い。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. インドメタシンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンとその受容体タンパク質との結合を妨げる。
2. ノニル酸ワニリルアミドは、皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促す効果を期待して用いられる。
3. 酸化亜鉛は、患部のタンパク質と結合して皮膜を形成し、皮膚を保護する作用を示す。
4. ヘパリン類似物質は、創傷面に浸透して、その部位を通っている血管を収縮させることによる止血効果を期待して用いられる。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用