人体の働きと医薬品【問021~030】
登録販売者の試験問題について、神奈川,埼玉,千葉は出題内容が共通です。
【問021】
人体の構造と働きに関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せは
どれか。なお、2箇所の( a )、( b )内にはそれぞれ同じ字句が入る。
ヒトの体は、( a )が集まって構成されており、関連する働きを持つ( a )が集まって( b )を作り、複数
の( b )が組み合わさって一定の形態を持ち、特定の働きをする( c )が形成される。
No | a | b | c |
---|---|---|---|
1 | 細胞 | 組織 | 器官 |
2 | 組織 | 器官 | 細胞 |
3 | 細胞 | 器官 | 組織 |
4 | 組織 | 細胞 | 器官 |
5 | 器官 | 細胞 | 組織 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
【問022】
口腔に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 歯冠の表面のエナメル質には、神経や血管が通っている。
- 唾液によって、口腔内はpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。
- 舌の表面には、舌乳頭という無数の小さな突起があり、味覚を感知する部位である味蕾が分布している。
- 歯は、歯髄によって上下の顎の骨に固定されている。
No | a | b | c | d |
---|---|---|---|---|
1 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
2 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
3 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
4 | 誤 | 誤 | 誤 | 正 |
5 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は5番です
【問023】
小腸に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、
3箇所の( a )、( b )内及び2箇所の( c )内にはそれぞれ同じ字句が入る。
小腸は管状の臓器で、( a )、( b )、( c )の3部分に分かれる。
( a )は、胃から連なるC字型に彎曲した部分である。小腸のうち( a )に続く部分の、概ね上部40%が( b )、残り約60%が( c )であるが、明確な
境目はない。( b )で分泌される腸液(粘液)に、腸管粘膜上の消化酵素が加わり、消化液として働く。
No | a | b | c |
---|---|---|---|
1 | 十二指腸 | 回腸 | 空腸 |
2 | 回腸 | 空腸 | 十二指腸 |
3 | 空腸 | 十二指腸 | 回腸 |
4 | 十二指腸 | 空腸 | 回腸 |
5 | 空腸 | 回腸 | 十二指腸 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問024】
呼吸器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 鼻腔内に物理的又は化学的な刺激を受けると、反射的にくしゃみが起きて激しい呼気とともに刺激の
原因物を排出しようとする。 - 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支という。
- 咽頭は、発声器としての役割があり、呼気で咽頭上部にある声帯を振動させて声が発せられる。
- 肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜や肋間筋
によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。
No | a | b | c | d |
---|---|---|---|---|
1 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
2 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
3 | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
4 | 誤 | 誤 | 正 | 誤 |
5 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問025】
心臓に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 心臓の右側部分(右心房、右心室)は、肺から集まってきた血液を全身へ送り出す。
- 心室には血液を取り込む側と送り出す側にそれぞれ弁があり、拍動と協調して交互に開閉する。
- 心臓は、心筋でできた握りこぶし大の袋状の臓器で、胸骨の真下に位置する。
- 心臓の内部は上部左右の心房、下部左右の心室の4つの空洞に分かれている。
No | a | b | c | d |
---|---|---|---|---|
1 | 正 | 正 | 正 | 誤 |
2 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
3 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
4 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
5 | 正 | 正 | 正 | 正 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問026】
血液に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- 血漿の水分量や赤血球の量は、血液の粘稠性にほとんど影響を与えない。
- 赤血球は、中央がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約40%を占め、赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。
- 好中球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができる。
- 血小板は、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ細胞である。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(a,d)
- 4.(b,c)
- 5.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問027】
泌尿器系等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 腎臓は、内分泌腺としての機能があり、骨髄における白血球の産生を促進するホルモンを分泌する。
- 尿は、血液が濾過されて作られるため、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。
- 副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。
- 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成し、糸球体の
外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを副腎と呼ぶ。
No | a | b | c | d |
---|---|---|---|---|
1 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
2 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
3 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
4 | 誤 | 正 | 誤 | 誤 |
5 | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問028】
鼻や耳に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- 鼻炎とは、鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態をいう。
- 副鼻腔は、線毛を有しない粘膜で覆われている。
- 蝸牛は渦巻き形をした器官で、内部は血液で満たされている。
- 中耳は、外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(a,d)
- 4.(b,c)
- 5.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問029】
目に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 水晶体は、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。
- 目の充血は、血管が拡張して赤く見える状態であるが、強膜が充血したときは、白目の部分だけ
でなく眼瞼の裏側も赤くなる。 - 涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、リンパ液から涙液を産生する。
- 眼精疲労とは、メガネやコンタクトレンズが合っていなかったり、ストレスや睡眠不足等が要因と
なって、慢性的な目の疲れに肩こり、頭痛等の全身症状を伴う場合をいう。
No | a | b | c | d |
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1 | 正 | 正 | 正 | 誤 |
2 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
3 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
4 | 誤 | 誤 | 誤 | 誤 |
5 | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は5番です
【問030】
骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- 骨の基本構造は、骨質、骨膜、骨髄、関節軟骨の四組織からなる。
- 骨格筋の疲労は、乳酸の代謝に伴って生成するグリコーゲンが蓄積して生じる。
- 関節とは、広義には骨と骨の連接全般を指すが、狭義には複数の骨が互いに運動できるように連結したものをいう。
- 骨には、平滑筋の収縮を効果的に体躯の運動に転換する運動機能がある。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(a,d)
- 4.(b,d)
- 5.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は2番です