1. 本剤を人肌程度に温めておくと、注入時に不快感を生じることが少ない。
2. 排便能力が低下している人は、便秘の予防のために本剤を繰り返し使用する必要がある。
3. 効果を十分に得るために、薬液を注入した後すぐに排便を試みるとよい。
4. 痔出血の症状があるときは、本剤の使用により赤血球の破壊（溶血）を引き起こす、また、腎不全を起こすおそれがあり、使用前に治療を行っている医師等に相談する必要がある。

１（ａ、ｃ） ２（ｂ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ａ、ｄ）

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. より効果が得られるよう複数の鉄製剤を併用するよう提案する。
2. 消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましいと説明する。
3. 緑茶の摂取により鉄の吸収が良くなるので、服用の前後３０分に緑茶を摂取するよう勧奨する。
4. 食生活を改善し、かつ本剤の使用を２週間程度続けても症状の改善がみられない場合には、別の一般用医薬品である鉄製剤への変更を提案する。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 本剤は、ウイルスを体内から除去し、かぜの諸症状を緩和する作用があると説明した。
2. インフルエンザにかかっている時は、使用を避ける必要があると説明した。
3. 本剤の代わりに、副作用の少ないイブプロフェンが配合されたかぜ薬を使用するよう提案した。
4. 使用者が過去にアスピリン喘息を発症していないか確認した。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. ゴミシは、フトモモ科のチョウジの蕾を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
2. チョウトウコウは、アカネ科のカギカズラ、ウンカリア・シネンシス又はウンカリア・マクロフィラの通例とげを基原とする生薬で、神経の興奮・緊張緩和を期待して用いられる。
3.  ハンゲは、ユリ科のジャノヒゲの根の膨大部を基原とする生薬で、鎮咳、去痰、滋養強壮等の作用を期待して用いられる。
4. ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加（利尿）等の作用を期待して用いられる。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

カンゾウは、マメ科のウラルカンゾウ又はグリキルリザ・グラブラの根及びストロンで、ときには周皮を除いたもの（皮去りカンゾウ）を基原とする生薬であり、含有する（ ａ ）による抗炎症作用のほか、気道粘膜からの分泌を促す等の作用も期待される。カンゾウを大量に摂取すると（ ａ ）の大量摂取につながり、（ ｂ ）を起こすおそれがあるため、（ ｃ ）等のカンゾウを含有する医薬品には、注意が必要である。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

第１欄
キク科のベニバナの管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧縮して板状としたものを基原とする生薬であり、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。日本薬局方収載のこの生薬成分を煎じて服用する製品は、冷え症及び血色不良に用いられる。

第２欄

1. ウイキョウ
2. オウヒ
3. オウレン
4. コウカ
5. セキサン

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

１ 葛根湯
２ 小青竜湯
３ 五虎湯
４ 麦門冬湯
５ 薏苡仁湯

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

第１欄
体力中等度で痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適すとされるが、消化器系の副作用（食欲不振、胃部不快感等）が現れやすい等の理由で、胃腸が弱く下痢しやすい人には不向きとされる。

第２欄
１ 香蘇散
２ 柴胡加竜骨牡蛎湯
３ 疎経活血湯
４ 白虎加人参湯
５ 麻杏甘石湯

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用

1. 本剤は、胃の不調を改善する目的で用いられる。
2. 高血圧の患者は、本剤を使用できない。
3. 本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある。
4. 本剤は、ダイオウを含むため、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要がある。

※登録販売者　令和３年出題地域試験問題より引用