1. コンタクトレンズ装着液は、配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準に当てはまる製品については、医薬部外品として認められている。
2. 一度に何滴も点眼しても効果が増すことはなく、副作用を起こしやすくなることもない。
3. ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤などの配合成分がレンズに吸着されて、角膜に障害を引き起こす原因となるおそれがあるため、装着したままの点眼は避けることとされている製品が多い。

（ ａ ） は、視細胞が光を感受する反応に関与していることから、視力調整等の反応を改善する効果を期待して用いられる。自律神経系の伝達物質の産生に重要な成分である（ ｂ ） 等は、目の調節機能の回復を促す効果を期待して用いられる。

1. スプレー剤は至近距離から噴霧したり、同じ部位に連続して噴霧すると凍傷を起こすことがある。
2. 殺菌消毒成分として用いられるアクリノールは青色の色素で、一般細菌類の一部に対する殺菌消毒作用を示す。
3. オキシドールは、作用の持続性があり、また、組織への浸透性も高い。
4. マーキュロクロムは、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。

1. 主なステロイド性抗炎症成分としては、デキサメタゾン、プレドニゾロン酢酸エステル、ウフェナマートがある。
2. ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して１ ｇ 又は１ ｍＬ 中０ ． ０ ２ ５ ｍｇ を超えて含有する製品では、特に長期連用を避ける必要がある。
3. 非ステロイド性抗炎症成分であるフェルビナクは、皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を抑える作用を示す。
4. ケトプロフェンは、フェノフィブラートでアレルギー感作された人でもアレルギーを起こすおそれがほとんどない成分として知られている。

１（ ａ ，ｂ ） ２（ ａ ，ｃ ） ３（ ｂ ，ｃ ） ４（ ｂ ，ｄ ） ５（ ｃ ，ｄ ）

1. 歯痛薬には、冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油等の冷感刺激成分が配合されている場合がある。
2. 歯槽膿漏薬（ 外用） では、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムが配合されている場合がある。
3. 歯槽膿漏薬（ 内用） では、歯周組織の炎症を和らげることを目的として、セチルピリジニウム塩化物が用いられる。
4. 歯槽膿漏薬（ 外用） は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要であり、また、口腔咽喉薬、含嗽薬などを使用する場合には、十分な間隔を置くべきである。

1. ニコチンを有効成分とする禁煙補助剤は、ニコチン置換療法に使用されるが、咀嚼剤のみが存在する。
2. 重い心臓病等の基礎疾患がある人（ ３ ヶ月以内の心筋梗塞発作がある人、重い狭心症や不整脈と診断された人） では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがあるため、使用を避ける必要がある。
3. 非喫煙者では、一般にニコチンに対する耐性がないため、吐きけ、めまい、腹痛などの症状が現れやすく、誤って使用することのないよう注意する必要がある。
4. 禁煙補助剤を使用する際は、喫煙量を徐々に減らしていくよう指導する。

比較的体力のあるものの鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎に適すとされるが、体の虚弱な人（ 体力の衰えている人、体の弱い人）、胃腸が弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1. 葛根湯加川芎辛夷
2. 当帰飲子
3. 消風散
4. 十味敗毒湯

1. 医薬部外品の保健薬の効能・効果の範囲は、滋養強壮、筋肉痛、神経痛、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給等に限定されている。
2. 微量でビタミンと同様に働く又はビタミンの働きを助ける化合物については「ビタミン様物質」と呼ばれる。
3. ヘスペリジンは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンＥ等と組み合わせて配合されている。
4. グルクロノラクトンは軟骨組織の主成分で、軟骨成分を形成及び修復する働きがあるとされる。

1. 次亜塩素酸ナトリウム
2. クレゾール石鹸液
3. トリクロルイソシアヌル酸
4. クロルヘキシジングルコン酸塩

１（ ａ ，ｂ ） ２（ ａ ，ｃ ） ３（ ｂ ，ｃ ） ４（ ｂ ，ｄ ） ５（ ｃ ，ｄ ）

1. ゴキブリは、食品にサルモネラ菌、ブドウ球菌等を媒介するほか、アメーバ赤痢等の中間宿主となっている。
2. ピレスロイド系殺虫成分として、ペルメトリン、フェンチオン、フェニトロチオンがある。
3. 忌避剤は、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果を目的として、人体に直接使用される。