登録販売者:過去問[茨城,栃木,群馬,山梨,新潟,長野共通]H25-12

医薬品の適正使用と安全対策【問111~120】

登録販売者の試験問題について、茨城,栃木,群馬,山梨,新潟,長野は出題内容が共通です。

【問111】

次の成分のうち、過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム
骨症を生じるおそれがあるため、一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項に、腎臓病の診断を受けた人と記載
されているものはどれか。

  1. 塩酸パパベリン
  2. スクラルファート
  3. サントニン
  4. 塩化リゾチーム

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は2番です

【問112】

一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項において「次の診断を受けた人」の項目欄に
記載される基礎疾患と成分の組み合わせのうち、正しいものの組み合わせはどれか。

(基礎疾患) (成分)
a 糖尿病 イブプロフェン
b 甲状腺疾患 グリセリン
c 腎臓病 エテンザミド
d てんかん ジプロフィリン
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(a,d)
  4. 4.(b,d)
  5. 5.(c,d)

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は5番です

【問113】

次の成分のうち、交感神経興奮作用により血圧を上昇させ、高血圧を悪化させるおそれがあるため、
一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項において、高血圧の診断を受けた人は使用(服用)しないこと
と記載されているものはどれか。

  1. 塩酸プソイドエフェドリン
  2. センノシド
  3. イソプロピルアンチピリン
  4. 炭酸カルシウム

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は1番です

【問114】

添付文書等の「してはいけないこと」の項目中で、「次の人は使用(服用)しないこと」として
「妊婦または妊娠していると思われる人」と記載されている一般用医薬品と、その理由に関する次の組み合わせのうち、
正しいものはどれか。

No 一般用医薬品 理由
1 ケトプロフェンが配合された
外用鎮痛消炎薬
接触皮膚炎、光線過敏症は妊娠中
のみに誘発されるため。
2 ビタミンA主薬製剤 子宮収縮の抑制、分娩時出血の
増加のおそれがあるため。
3 塩酸ジフェンヒドラミンを主薬
とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)
妊娠に伴う不眠は、睡眠改善薬
の適用症状でないため。
4 トラネキサム酸が配合された
口腔咽喉薬
胎児の先天性異常の発生が
報告されているため。

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は3番です

【問115】

副作用情報等の収集に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 薬事法第77条の4の2第2項の規定により、登録販売者等は、医薬品の副作用等によるものと
    疑われる健康被害の発生を知った場合において、保健衛生上の危害の発生または拡大を防止するため必要があると
    認めるときは、その旨を厚生労働大臣に報告しなければならないとされている。
  2. 製薬企業等には、薬事法第77 条の4の2第1項の規定に基づき、その製造販売をし、または承認
    を受けた医薬品について、その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生等を知ったときは、その旨を定められた
    期限までに厚生労働大臣に報告することが義務づけられている。
  3. 薬事法第77条の3第2項の規定により、登録販売者等は、厚生労働大臣が行う情報収集に協力
    することが義務づけられている。

No a b c
1
2
3
4

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は4番です

【問116】

薬事法第77条の4の2第2項の規定に基づく医薬品の副作用等報告に関する次の記述の正誤に
ついて、正しい組み合わせはどれか。

  1. 安全対策上必要があると認めるときは、医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる健康被害
    についても報告する必要がある。
  2. 複数の専門家が医薬品の販売に携わっている場合は、それぞれが報告書を作成することとなっている。
  3. 医薬部外品や化粧品による健康被害についても、自発的な情報提供への協力が要請されている。
  4. 医薬品の副作用は、使用上の注意に記載されている症状のみであり、その他の症状の場合には
    報告書を作成する必要はない。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は2番です

【問117】

小柴胡湯による間質性肺炎に対して行われた安全対策に関する次の記述について、( )の中
に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

小柴胡湯と( a )の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、( a )との併用を禁忌とする
旨の使用上の注意の改訂がなされた。しかし、それ以降も( b )が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡を
含む重篤な転帰に至った例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して( c )が指示された。

No a b c
1 血液製剤 慢性腎臓病患者 緊急安全性情報の配布
2 インターフェロン製剤 慢性腎臓病患者 製品の回収
3 血液製剤 慢性肝炎患者 製品の回収
4 インターフェロン製剤 慢性肝炎患者 緊急安全性情報の配布
5 インターフェロン製剤 慢性肝炎患者 製品の回収

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は4番です

【問118】

副作用情報等の評価及び措置に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の
正しい組み合わせはどれか。

各制度により集められた副作用情報については、(独)医薬品医療機器総合機構において( a )の意見を聴きながら
調査検討が行われ、その結果に基づき、( b )は、( c )の意見を聴いて、使用上の注意の改訂の指示等を通じた
注意喚起のための情報提供や、効能・効果や用法用量の一部変更、調査・実験の実施の指示、製造・販売の中止、製品の
回収等の安全対策上必要な行政措置を講じている。

No a b c
1 専門委員 厚生労働大臣 薬事・食品衛生
審議会
2 薬事・食品衛生
審議会
厚生労働大臣 専門委員
3 専門委員 薬事・食品衛生
審議会
厚生労働大臣
4 薬事・食品衛生
審議会
専門委員 厚生労働大臣
5 厚生労働大臣 薬事・食品衛生
審議会
専門委員

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は1番です

【問119】

医薬品副作用被害救済制度に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 副作用による疾病のため、入院治療が必要と認められる場合であっても、やむをえず自宅療養を
    行った場合は、救済給付の対象とならない。
  2. 個人輸入により入手した医薬品の使用による健康被害についても救済制度の対象となる。
  3. 医薬品の不適正な使用による健康被害については、救済給付の対象とならない。
  4. 一般用検査薬や殺虫剤・殺鼠剤は救済制度の対象とならない。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は4番です

【問120】

次の記述にあてはまる医薬品の適正使用のための啓発活動はどれか。

医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の
維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間、国、自治体、関係団体等による広報活動や
イベント等が実施される。

  1. 「ダメ。ゼッタイ。」普及週間
  2. 薬と健康の週間
  3. 医薬品適正使用推進週間
  4. セルフメディケーション普及週間

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は2番です

コメントをどうぞ