３包中
合成ヒドロタルサイト １５００ｍｇ
カンゾウ末 　　　　　　１５０ｍｇ
アルジオキサ 　　　　　９０ｍｇ
ウイキョウ末 　　　　　９０ｍｇ
ウルソデオキシコール酸 ３０ｍｇ
ケイヒ末 １５０ｍｇ
ビオヂアスターゼ1000　 １２０ｍｇ
ショウキョウ末 　　　　９０ｍｇ
ロートエキス３倍散　　 ９０ｍｇ

この胃腸薬に含まれる成分とその成分を配合する目的との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。

1. 合成ヒドロタルサイト ―――――― 中和反応によって胃酸の働きを弱める
2. アルジオキサ ―――――――――― 過剰な胃液の分泌を抑える
3. ウルソデオキシコール酸 ――――― 胆汁の分泌を促し、消化を助ける
4. カンゾウ末 ――――――――――― 味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促す

1. 胃液分泌抑制成分として、塩化カルニチン、ロートエキスが配合される場合がある。
2. 消化成分として、ビオジアスターゼ、デヒドロコール酸が配合される場合がある。
3. 胃粘膜の炎症を和らげる成分として、メチルメチオニンスルホニウムクロライド、グリチルリチン酸二カリウムが配合される場合がある。
4. 消泡成分として、ジメチルポリシロキサンが配合される場合がある。

1. 臭化メチルベナクチジウム
2. 臭化ブチルスコポラミン
3. 塩酸オキシフェンサイクリミン
4. 臭化メチルオクタトロピン
5. 塩酸パパベリン

1. 臭化ブチルスコポラミンは交感神経系に作用し、消化管の運動を抑制する。
2. 臭化ブチルスコポラミンは交感神経系に作用し、胃液の分泌を抑制する。
3. 塩酸ジサイクロミンは副交感神経系に作用し、胃液の分泌を抑制する。
4. 塩酸パパベリンは消化管の平滑筋に直接働き、胃液の分泌を抑制する。

1. カサントラノール ―――――――――――――― 瀉下成分
2. 次硝酸ビスマス ――――――――――――――― 止瀉成分
3. ピコスルファートナトリウム ――――――――― 瀉下成分
4. ビサコジル ――――――――――――――――― 止瀉成分

1. 一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と条虫である。
2. 駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫（回虫の場合）には駆虫作用が及ばない。
3. 複数の駆虫薬を併用すると駆虫効果が高まる。
4. 駆除した虫体等の排出を促すには、一般的にヒマシ油が使用される。

1. ソイステロールはコレステロールの産生を抑える働きがあるとされる。
2. リノール酸はコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
3. パンテチンは低密度リポ蛋白質（ＬＤＬ）の分解を促し、高密度リポ蛋白質（ＨＤＬ）を増加させる効果を期待して用いられる。
4. ポリエンホスファチジルコリンはコレステロールと結合し、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされる。

1. 貧血は、その原因により鉄欠乏性貧血、ビタミン欠乏性貧血等に分類される。
2. 亜鉛は、赤血球が酸素を運搬する上で重要なヘモグロビンの産生に不可欠なミネラルである。
3. 銅は、赤血球産生に必要不可欠なビタミンＢ１２の構成成分で、骨髄での造血機能を高める目的で硫酸銅が配合される場合がある。
4. マンガンは、糖質・脂質・蛋白質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で硫酸マンガンが配合される場合がある。

1. 肝臓や心臓に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分である。
2. 摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンＡとともに働き、別名をコエンザイムＱ１０とも呼ばれる。
3. 心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされている成分である。
4. 重度の心疾患によって起こる、動悸、息切れ、むくみの症状に用いられる。

1. センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、噛んで服用することとされている。
2. ゴオウは、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める作用があるとされる。
3. ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用があるとされる。
4. ロクジョウは、強心作用のほか、強壮、血行促進の作用があるとされる。