登録販売者:過去問[福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,宮崎,鹿児島,沖縄共通]H21-9

主な医薬品とその作用【問081~090】

【問081】

以下の殺虫成分と分類の組み合わせのうち、正しいものを一つ選びなさい。

  1. フェニトロチオン- 有機塩素系
  2. フタルスリン--- カーバメイト系
  3. DDT------ ピレスロイド系
  4. メトプレン---- カーバメイト系
  5. ジクロルボス--- 有機リン系

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問082】

以下の滋養強壮保健薬の成分とその主な作用との関係について、正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. トコフェロール-- 夜盲症の症状の緩和
  2. 酪酸リボフラビン- 口内炎、湿疹、皮膚炎の症状の緩和
  3. アスコルビン酸-- 末梢血管障害による肩こりの症状の緩和
  4. 塩酸チアミン--- 骨歯の発育不良、くる病の予防
  5. 酢酸レチノール-- 眼精疲労、脚気の症状の緩和

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問083】

漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しいものを下から一つ選びなさい。

  1. 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている
  2. 一般用医薬品として販売される漢方処方製剤は作用が穏やかなので、副作用が報告された製剤はない。
  3. 陰陽五行説は、人体の臓器を五臓六腑に分け、それぞれの臓器が相互に作用し合って生体のバランスを取っている、という考え方に基づいて処方を選択する考え方である。
  4. 虚証とは、体内の臓器を働かせるエネルギーの貯蔵量が多い体質をいい、実証とは、体内の臓器を働かせるエネルギーの貯蔵量が少ない体質をいう。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問084】

以下の漢方処方製剤のうち、痔疾患に用いられるものを一つ選びなさい。

  1. 牛車腎気丸
  2. 竜胆瀉肝湯
  3. 猪苓湯
  4. 六味丸
  5. 乙字湯

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問085】

目及び点眼薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

  1. 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはない。
  2. 人工涙液は、抗菌成分が配合され、結膜炎やものもらい(麦粒腫)等に用いられる。
  3. 点眼の際には、容器の先端をまぶたにつけて確実に目の中に入れる。
  4. 目の症状には、視力の異常や目の感覚の変化もある。これらの症状は目そのものが原因であることが多いが、脳に原因がある場合もある。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,d)
  3. 3.(b,c)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問086】

胃腸鎮痛鎮痙薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

急な胃腸の痛みは、主として胃腸の過剰な動きによって生じる。消化管の運動は( ア)系の刺激によって亢進し、また、( ア)系は胃酸分泌の亢進にも働く。そのため、( ア)の伝達物質である( イ)と受容体の反応を妨げることで、その働きを抑える成分が、胃痛、腹痛を鎮めることのほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられる。

No
1 交感神経 セロトニン
2 交感神経 アセチルコリン
3 副交感神経 エピネフリン(アドレナリン)
4 副交感神経 アセチルコリン
5 交感神経 エピネフリン(アドレナリン)

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問087】

貧血及び貧血用薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

  1. 貧血は、その原因によりビタミン欠乏性貧血、鉄欠乏性貧血等に分類される。
  2. 体の成長が著しい年長乳児や幼児、月経血損失のある女性、鉄要求量の増加する妊婦・母乳を与える女性では、鉄欠乏状態を生じやすい。
  3. 鉄製剤による消化器系への副作用を軽減するには、食前に服用することが望ましい。
  4. 鉄製剤の服用前後30分の間にタンニン酸を含む飲食物を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が悪くなることがあるので、服用前後はそれらの摂取を控えることとされている。

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問088】

以下の記述に当てはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。

かぜのひき始めにおける諸症状、頭痛、肩こり、筋肉痛、手足や肩の痛みに適すとされるが、体の虚弱な人、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることが知られている。

  1. 三黄瀉心湯
  2. 七物降下湯
  3. 桔梗湯
  4. 駆風解毒湯
  5. 葛根湯

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問089】

以下の記述は、アセトアミノフェンに関するものである。( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

主として( ア)の作用によって解熱・鎮痛をもたらすと考えられる。定められた用量を超えて使用した場合や、日頃から酒類(アルコール)をよく摂取する人は、( イ)を起こしやすい。内服薬のほか、専ら小児の解熱に用いる製品として、アセトアミノフェンが配合された( ウ)もある。

No
1 末梢性 腎機能障害 軟膏
2 中枢性 腎機能障害 パップ剤
3 中枢性 肝機能障害 坐薬
4 末梢性 偽アルドステロン症 坐薬
5 末梢性 肝機能障害 パップ剤

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問090】

解熱鎮痛剤に関する以下の記述のうち、誤っているものを下から一つ選びなさい。

  1. 解熱鎮痛薬は、痛みや発熱の原因となっている病気や外傷自体を治すものでなく、発熱や痛みを鎮めるために使用される医薬品の総称である。
  2. アスピリンには血液を凝固しにくくする作用があるため、胎児や出産への影響を考慮して、出産予定日12週間以内は使用を避ける必要がある。
  3. イブプロフェンはアスピリン等に比べて胃腸への影響が少なく、抗炎症作用も示すことから、頭痛、咽頭痛、月経痛(生理痛)、腰痛等に使用されることが多い。
  4. アスピリン喘息は、アスピリン特有の副作用であり、他の解熱鎮痛成分で生じる可能性はない。

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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