1. 歯は、歯周組織によって上下の顎の骨に固定されている。
2. 歯槽骨の中に埋没している歯の部分を歯根という。
3. 歯冠の表面はセメント質で覆われている。

1. 赤血球に含まれる赤い血色素は、ヘモグロビンである。
2. ヘモグロビンにより、酸素は全身の組織へ供給される。
3. 赤血球は、肝臓の組織に存在するマクロファージで主に破壊される。
4. 貧血症状は、赤血球の数が少なすぎたり、赤血球中のヘモグロビン量が増えすぎると現れる。

1. 膵臓は、炭水化物、蛋白質、脂質のそれぞれを消化する酵素を供給する。
2. 膵臓から分泌される膵液は、弱酸性である。
3. 膵臓は、消化腺であると同時に、血圧を調整するホルモンを出す内分泌腺でもある。

○唾液は、（　a　）等の、殺菌・抗菌物質を含んでいる。
○食道は（　b　）により、胃へ送られる。
○食道の上端と下端には（　c　）があり、胃の内容物が食道や咽頭に逆流しないように防いでいる。

1. 胃酸は胃内を弱酸性に保って、内容物が腐敗や発酵を起こさないようにする働きがある。
2. 胃液による消化作用から胃自体を保護するため、胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が出ている。
3. 炭水化物主体の食品は、脂質分の多い食品に比べ、胃内の滞留時間は長い。

1. 体内に摂取されたアルコールは、肝臓へと運ばれて一度アセトアルデヒドに代謝された後、さらに代謝されて尿酸となる。
2. 肝機能障害や胆管閉塞などを起こすとビリルリンが循環血液中に滞留して、黄疸を生じる。
3. 脂肪酸が分解された場合などに生成するアンモニアは、肝臓にて尿素と代謝される。

1. 骨の関節面は、弾力性に富む靭帯に覆われている。
2. 骨にとって無機質は柔軟性を与え、有機質（蛋白質及び多糖体）は骨の強靭さを保つ。
3. 骨組織を構成する無機質は、石灰質からなる。
4. 骨吸収は一生を通じて行われるが、骨形成は高齢になると行われない。
5. 造血機能は、成人はすべての骨の骨髄がその機能を担う。

1. 眼精疲労とは、神経性の疲労（ストレス）、睡眠不足、栄養不良等が原因となって、慢性的な目の疲れに肩こり、頭痛などの全身症状を伴うものをいう。
2. 眼球の動きが少なく、眼球を同じ位置に長時間支持していると、眼筋が疲労する。
3. 「目が赤い」という時は、充血か内出血（結膜化下出血）かを区別することが重要である。

○中枢神経系は、脳と（　a　）から構成される。
○脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢の血管に比べて物質の透過に関する選択性が（　b　）。
○末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを（　c　）という。

1. 前立腺が肥大すると、尿道が圧迫され排尿困難等を生じることがある。
2. 膀胱に尿が溜まってくると、刺激が脳に伝わって尿意が生じる
3. 女性は尿道が短く、最近が侵入したときに膀胱までの感染を生じにくい。
4. 健康な状態であれば、膀胱中の尿には細菌等の微生物は存在しない。
5. 尿道とは、左右の腎臓と膀胱をつなぐ管である。