登録販売者:過去問[茨城,栃木,群馬,山梨,新潟,長野共通]H21-8

主な医薬品とその作用【問071~080】

【問071】

鎮咳去痰薬に含まれる成分とその配合目的に関する組み合わせのうち、正しいものはどれか。

  1. 塩酸メチルエフェドリン ― 去痰
  2. クエン酸チペピジン ――― 気管支拡張
  3. トラネキサム酸 ――――― 抗炎症
  4. 塩酸ノスカピン ――――― 抗ヒスタミン

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問072】

次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 3歳未満の乳幼児は自律神経系が未発達であるため、乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、一般用医薬品における乗物酔い防止薬には3歳未満の乳幼児向けの製品はない。
  2. 成長期にある幼児の発育には睡眠が重要であり、一般用医薬品における眠気防止薬には幼児向けの製品はない。
  3. マルツエキスは比較的作用が穏やかな瀉下薬として、主に乳幼児の便秘に用いられるが、水分不足に起因する便秘には効果が期待できない。
  4. カフェインの血中濃度が最高血中濃度の半分に低減するのに要する時間は、通常の成人が約80 時間であるのに対し、乳児では約3.5 時間である。

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問073】

次の漢方処方製剤のうち、構成生薬が1つであるものはどれか。

  1. 桂枝湯
  2. 桔梗湯
  3. 麻黄湯
  4. 人参湯
  5. 甘草湯

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問074】

解熱鎮痛薬に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

( a )は、痛みの発生を抑える働きが中心である他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みの伝わりを抑える働きが優位であるとされており、そうした作用の違いによる効果を期待して、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが多い。例えば、( b )、カフェイン、( a )の組み合わせは、それぞれの頭文字から「( c )処方」と呼ばれる。

No a b c
1 イブプロフェン アスピリン ACI
2 エテンザミド アセトアミノフェン ACE
3 イブプロフェン アセトアミノフェン ACI
4 エテンザミド アスピリン ACE

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問075】

カフェインに関する次の記述について、( )の中に入れるべき数値の正しい組み合わせはどれか。

眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして( a )mg、1日摂取量は( b )mg が上限とされている。

No a b
1 100 300
2 200 500
3 300 800
4 400 1000
5 500 1200

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問076】

ヨウ素系殺菌消毒成分に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. ポビドンヨードとは、ヨウ素をポリビニルピロリドンと呼ばれる担体に結合させて、水に溶けにくくし徐々にヨウ素が遊離して殺菌作用が持続するようにしたものである。
  2. ヨウ素系殺菌消毒成分が口腔内に使用されると、結果的にヨウ素の摂取につながり、甲状腺におけるホルモン産生に影響を与える可能性がある。
  3. ヨードチンキとは、ヨウ素をフェノールに溶解させたものである。

No a b c
1
2
3
4

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問077】

次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 冷たい空気や刺激性のある蒸気などを吸い込んだとき、それらを排除しようとして反射的に咳が出る。
  2. 柴朴湯は、痰の切れにくい咳、気管支炎、気管支喘息の症状に適し、水様性の痰の多い人に不向きとされる。
  3. 慢性閉塞性肺疾患のリスク要因の1つとして喫煙があるが、喫煙に伴う症状の緩和のため鎮咳去痰薬を長期間使用しても問題ない。

No a b c
1
2
3
4

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問078】

貧血用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 鉄製剤を服用すると便が黒くなることがあるが、消化管内で出血している場合もあるため、服用前の便の色との対比が必要である。
  2. 銅は赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12 の構成成分である。
  3. コバルトはヘモグロビンの産生過程で鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。
  4. マンガンは糖質・脂質・蛋白質の代謝をする際に働く酵素の構成物質である。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問079】

アレルギーを生じる仕組みまたはアレルギー用薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. アレルギー用薬は、蕁麻疹や湿疹、かぶれ及びそれらに伴う皮膚の痒みまたは鼻炎等に用いられる薬の総称で、抗ヒスタミン成分が主体として配合されている。
  2. メキタジンには、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
  3. 体内に入ったアレルゲンは、直接、肥満細胞を刺激し、ヒスタミンやアセチルコリンを遊離させる。
  4. アレルギー用薬に含まれる抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより作用を示す。

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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解なし(正答が一つに限定されないため)

【問080】

尿糖・尿蛋白の検査に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 尿糖を測定する場合、原則として食後1~2時間の尿を検体とする。
  2. 通常、尿は弱アルカリ性であるが、食事その他の影響で酸性側に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
  3. いかなる検査薬においても検査結果が擬陽性である可能性を排除できない。
  4. 検査薬の検出部分を直接手で触れると、正確な検査結果が得られなくなることがある。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

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