登録販売者:過去問[茨城,栃木,群馬,山梨,新潟,長野共通]H21-7

主な医薬品とその作用【問061~070】

【問061】

妊婦または妊娠していると思われる女性に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. アスピリンには血液を凝固しにくくさせる作用があるため、胎児や出産への影響を考慮して、出産予定日12 週間以内の使用を避ける必要がある。
  2. ブロムワレリル尿素には胎児障害の可能性があるため、妊婦または妊娠していると思われる女性は使用を避けることが望ましい。
  3. 妊娠中に摂取されたヨウ素の一部は胎盤関門を通過して胎児に移行するため、長期間にわたって大量に使用された場合には、胎児にヨウ素の過剰摂取による甲状腺せん機能障害を生じるおそれがある。
  4. 胎児の先天性異常の発生が報告されているため、妊婦または妊娠していると思われる女性では、女性ホルモン成分を含む医薬品の使用を避ける必要がある。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問062】

次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 一般用医薬品(一般用検査薬)である妊娠検査薬は、薬局においてのみ取り扱うことが認められた製品である。
  2. 妊娠が成立すると、胎児(受精卵)を取り巻く絨毛細胞からヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が分泌され始め、やがて尿中にhCGが検出される。
  3. 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日を過ぎてから5日以内の検査が推奨されている。
  4. 妊娠検査のための採尿のタイミングは、尿中hCGが検出されやすい就寝前が向いているが、尿が濃すぎると、かえって正確な結果が得られないこともある。

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問063】

次の漢方処方製剤のうち、女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられ、構成生薬としてカンゾウを含むものはどれか。

  1. 半夏厚朴湯
  2. 桂枝茯苓丸
  3. 当帰芍薬散
  4. 桃核承気湯
  5. 七物降下湯

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問065】

乗物酔い防止薬に含まれる成分とその配合目的に関する組み合わせのうち、正しいものはどれか。

  1. ジメンヒドリナート ― 局所麻酔
  2. 塩酸ジフェニドール ― 抗めまい
  3. ジプロフィリン ――― 抗コリン
  4. 塩酸メクリジン ――― 中枢神経興奮

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問066】

高コレステロール改善薬に含まれる成分に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. ビタミンB2 は、過酸化脂質と結合し、その代謝を促す作用を期待して配合されており、服用することにより尿が黄色くなることがあるが、このことにより服用を中止する必要はない。
  2. パンテチンは、肝臓におけるコレステロール代謝を正常化する働きがあるとされ、高密度リポ蛋白質の分解を促進し、低密度リポ蛋白質を増加させる働きがある。
  3. 大豆油不鹸化物には、末梢組織におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問067】

かぜ薬に含まれる成分とその配合目的に関する組み合わせのうち、正しいものはどれか。

  1. 塩化リゾチーム ―――――――――― 鎮静
  2. ヒベンズ酸チペピジン ――――――― 抗ヒスタミン
  3. グアイフェネシン ――――――――― 去痰
  4. 臭化水素酸デキストロメトルファン ― 抗炎症

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問068】

次の医薬品成分のうち、抗コリン作用によって鼻汁分泌を抑えることを目的として配合されているものはどれか。

  1. ヨウ化イソプロパミド
  2. セラペプターゼ
  3. 塩酸クロペラスチン
  4. 塩酸ブロムヘキシン

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問069】

グリチルリチン酸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 化学構造がステロイド性抗炎症成分と類似しており、抗炎症作用を示す。
  2. 1日最大服用量がグリチルリチン酸として40 mg 以上となる製品については、長期連用を避けることとされている。
  3. グリチルリチン酸を含む生薬として、カンゾウがある。
  4. 医薬品では、1日摂取量がグリチルリチン酸として100 mg を超えないように用量が定められている。

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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【問070】

次の表は、ある解熱鎮痛薬に含まれている成分の一覧である。これらの成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1錠中)
アスピリン 250 mg
アセトアミノフェン 150 mg
無水カフェイン 60 mg
アリルイソプロピルアセチル尿素 15 mg

  1. アスピリンの摂取で、ピリン疹が出ることがある。
  2. アセトアミノフェンは、解熱・鎮痛・抗炎症作用を期待して配合している。
  3. 無水カフェインは、反復して摂取しても習慣になりにくい。
  4. アリルイソプロピルアセチル尿素は、脳の興奮を抑える作用を持つ。

※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用

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