人体の働きと医薬品【問051~060】
【問051】
鼻に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 鼻腔は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。
- 鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎という。
- 副鼻腔に入った埃等は、粘液に捉えられて線毛の働きによって鼻腔内へ排出される。
- 鼻中隔の前部は、毛細血管が豊富に分布していることに加え粘膜が薄いため、傷つきやすく鼻出血を起こしやすい。
No | a | b | c | d |
---|---|---|---|---|
1 | 正 | 正 | 正 | 正 |
2 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
3 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
4 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
5 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
【問052】
耳に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 耳は、側頭部の左右両側に一対あり、音の立体感を認識することができる。
- 内耳は、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。
- 半規管は、体の回転や傾きを感知し、耳石器官は、水平・垂直方向の加速度を感知する。
- 乗り物酔いは、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる。
No | a | b | c | d |
---|---|---|---|---|
1 | 正 | 正 | 正 | 誤 |
2 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
3 | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
4 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
5 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問053】
筋組織に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
骨格筋は、収縮力が強い( a )であるが、疲労しやすく、長時間の動作は難しい。心筋は、( b )であり、筋繊維に横縞模様が( c )。
No | a | b | c |
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1 | 随意筋 | 不随意筋 | ない |
2 | 随意筋 | 随意筋 | ない |
3 | 随意筋 | 不随意筋 | ある |
4 | 不随意筋 | 随意筋 | ある |
5 | 不随意筋 | 不随意筋 | ある |
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問054】
中枢神経系に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位がある。
- 脊髄には、呼吸を調節する呼吸中枢、心拍数を調節する心臓中枢がある。
- 脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
- 脳の酸素の消費量は全身の約20%と多いが、ブドウ糖の消費量は全身の約5%と少ない。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(b,d)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は2番です
【問055】
交感神経系が活発になったときの効果器の反応として、正しいものの組み合わせはどれか。
- 末梢血管が拡張する。
- 瞳孔が散大する。
- 腸の運動が亢進する。
- 膀胱の排尿筋が弛緩する。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(b,d)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問056】
医薬品の代謝、排泄に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 医薬品成分と血漿蛋白質との結合は速やかかつ不可逆的である。
- 複数の医薬品を併用したときは、結合する蛋白質を医薬品成分の分子同士が互いに奪い合って、複合体を形成していない分子の割合が増す。
- 血漿蛋白質と複合体を形成している分子は、腎臓で濾過され、大部分は、尿中に排泄される。
No | a | b | c |
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1 | 正 | 正 | 誤 |
2 | 正 | 誤 | 正 |
3 | 誤 | 正 | 誤 |
4 | 誤 | 正 | 正 |
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問057】
医薬品の体内での働きに関する次の記述について、( )の中に入れるべき正しい字句はどれか。
医薬品が摂取された後、成分の吸収が進むにつれて、その血中濃度が上昇し、( )を超えたときに生体の反応として薬効がもたらされる。
- 最小有効濃度
- 最高血中濃度
- 有効域
- 危険域
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
【問058】
医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- アナフィラキシーとは、遅延型の過敏反応である。
- アナフィラキシー様症状とは、アナフィラキシーより症状が軽いものをいう。
- スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症はいずれも皮膚の変化の数週間後に目の異変が起こる。
- スティーブンス・ジョンソン症候群の発生頻度は、人口100万人当たり年間1~6人と報告されている。
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問059】
偽アルドステロン症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 体内にナトリウムと水が貯留し、体からカリウムが失われたことに伴う症状である。
- 肝臓からのアルドステロン分泌が、増えていないにもかかわらず生じることから、偽アルドステロン症と呼ばれている。
- 体が小柄な人や高齢者では、生じにくい。
- 主な症状は、尿量の増加、血圧低下である。
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
【問060】
皮膚に現れる副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- かぶれ症状は、太陽光線に曝されて初めて起こることもある。
- 接触皮膚炎は、医薬品と触れた部分の皮膚のみに生じるのが特徴である。
- 薬疹は、皮膚以外に、目の充血や唇・口腔粘膜の異常として現れることもある。
- 接触皮膚炎とは、アレルギー性と刺激性とに大別される。
No | a | b | c | d |
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1 | 正 | 正 | 正 | 正 |
2 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
3 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
4 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
5 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
※登録販売者 平成21年出題地域試験問題より引用
正解は1番です