胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすい人における、胃炎、胃アトニー、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適すとされる。

1. 八味地黄丸
2. 麻子仁丸
3. 六君子湯
4. 四物湯

1. 健胃薬、消化薬、整腸薬には、医薬部外品として製造販売されている製品もあるが、それらは人体に対する作用が緩和なものとして、配合できる成分やその上限量が定められている。
2. 消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として、ジメチルポリシロキサンが配合されている場合がある。
3. 味覚や嗅覚を刺激して反射的な胃液の分泌を抑制することにより、弱った胃の働きを高めることを目的として、オウバク等の生薬成分が配合されている場合がある。
4. 腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させることを目的として、薬用炭が配合されている場合がある。

1. 塩酸セトラキサートは、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じるため、血栓を起こすおそれのある人は、使用する前に医師などに相談することが望ましい。
2. 塩酸ピレンゼピンは、主に消化管の運動に影響を与えることにより、胃液の分泌を抑える作用を示すとされる。
3. 制酸成分のうち重曹は、アルミニウムを含むので、透析治療を受けている人では使用を避けることが望ましい。

1. 塩酸セトラキサートは、過剰な胃液の分泌を抑える作用を期待して配合されている。
2. ロートエキスは、便秘の症状を改善するために配合されている。
3. 沈降炭酸カルシウムは、中和反応によって胃酸の働きを弱めることを目的として配合されている。
4. 吸収された成分の一部が母乳に移行して乳児の脈が速くなることがあるので、授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用中は授乳を避ける。

1. グリセリンは、直腸内で徐々に分解され、炭酸ガスの微細な気泡を発生させることで直腸を刺激する作用を期待して用いられる。
2. ビサコジルは、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すと考えられている。
3. マルツエキスは、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくすることで排便しやすくすると考えられている。
4. 瀉下薬に使用される酸化マグネシウムや硫酸マグネシウムは、そのほとんどが小腸から吸収され、大腸の水分吸収を抑えることにより、瀉下作用を現すと考えられている。

この医薬品の効能・効果として最も適切なものはどれか。

1. 下痢、腹痛を伴う下痢、消化不良による下痢、食あたり、はき下し、水あたり、くだり腹、軟便
2. 回虫の駆除
3. 消化促進、消化不良、食欲不振（食欲減退）、食べ過ぎ、もたれ、胸つかえ、消化不良による胃部・腹部膨満感
4. 二日酔い、流行性肝炎、脂肪肝、肝硬変症、黄疸、アルコール中毒、薬物中毒、自家中毒

1. マレイン酸トリメブチン
2. 次没食子酸ビスマス
3. ウルソデオキシコール酸
4. タンニン酸アルブミン

各成分に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

1. リドカインは、止血効果を期待して配合されている。
2. グリチルレチン酸は、肛門部の炎症を和らげる作用を期待して配合されている。
3. アラントインは、痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として配合されている。
4. 酢酸トコフェロールは、肛門周囲の末梢血管の血行を改善する作用を期待して配合されている。

1. 塩酸オキシフェンサイクリミン
2. サントニン
3. ヒマシ油
4. オキセサゼイン

尿量が減少し、尿が出にくく、排尿痛あるいは残尿感がある人に適すとされる。

1. 黄連解毒湯
2. 猪苓湯
3. 桂枝加竜骨牡蛎湯
4. 大柴胡湯