1. イオウは、角質層のケラチンを変質させて角質軟化作用を示すとともに、抗菌、抗真菌作用も期待されるため、にきび用薬等に配合されている場合もある。
2. サルファ剤は、細菌のＤＮＡ合成を阻害することによる抗菌作用を示す。
3. サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。
4. 白色ワセリンは、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として用いられる。

1. 塩化カルプロニウムは、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
2. ヒノキチオールは、女性ホルモン成分の一種であり、脱毛抑制効果を期待して用いられる。
3. カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
4. チクセツニンジンは、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。

1. 銅クロロフィリンナトリウム－ 歯周組織の出血を抑える
2. チモール　　　　　　　　　－ 歯周組織の炎症を和らげる
3. アラントイン　　　　　　　－ 歯周組織の修復を促す
4. 塩化セチルピリジニウム　　－ 歯肉溝での細菌の繁殖を抑える

1. 口内炎は、通常であれば１～２週間で自然寛解するが、一度に複数箇所に発生して食事に著しい支障を来すほどの状態であれば、医療機関を受診することが望ましい。
2. 副作用として口内炎が現れる一般用医薬品はない。
3. 口内炎が長期間に渡って症状が長引いている場合には、口腔粘膜に生じた腫瘍である可能性もある。
4. 口内炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療機関を受診することが望ましい。

1. しみ、そばかす、日焼け・かぶれによる色素沈着の症状の緩和に用いられる。
2. 神経痛、筋肉痛・関節痛（腰痛、肩こり、五十肩など）、手足のしびれ、便秘、眼精疲労、脚気の症状の緩和に用いられる。
3. 末梢血管障害による肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の緩和に用いられる。
4. 骨歯の発育不良、くる病の予防に用いられる。

（ ）は、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を用いた生薬で、肌荒れやいぼに用いられる。

1. ヨクイニン
2. ジオウ
3. センキュウ
4. ニンジン
5. インヨウカク

漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、（ ）には使用しないこととされている。

1. 生後３ケ月未満の乳児
2. 生後６ヶ月未満の乳児
3. １歳未満の乳児
4. ７歳未満の幼児
5. １５歳未満の小児

1. クレゾール石鹸液は、ウイルスに対する殺菌消毒作用がエタノールより強い。
2. イソプロパノールは、微生物の蛋白質を変性させ、結核菌を含む一般細菌類や真菌類に対する殺菌消毒作用を示す。
3. トリクロルイソシアヌル酸は、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられる。
4. サラシ粉は、皮膚刺激性が弱く、手指・皮膚の消毒に用いられる。

1. ジクロルボスは、ピレスロイド系殺虫成分である。
2. フェノトリンは、昆虫成長阻害成分である。
3. ダイアジノンは、有機リン系殺虫成分である。
4. プロポクスルは、殺虫補助成分である。

1. 食事の影響で尿が中性～弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
2. 尿蛋白検査の場合、原則として早朝尿（起床直後の尿）を検体とする。
3. 検査薬は、長い時間尿に浸した方が、正確な検査結果が得られる。
4. 正確な検査結果を得るため、出始めの尿を検体とすることが望ましい。