登録販売者:過去問[北海道,青森,岩手,秋田,山形,宮城,福島共通]H30-7

人体の働きと医薬品【問061~070】

登録販売者の試験問題について、北海道,青森,岩手,秋田,山形,宮城,福島は出題内容が共通です。

【問061】

次の記述は、消化器系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 消化管は、口腔から肛門まで続く管で、平均的な成人で全長約9mある。
  2. 小腸は、全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、回腸の2部分に分かれる。
  3. 膵臓は、胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を十二指腸へ分泌する。
  4. 肝臓は、大きい臓器であり、横隔膜の直上に位置し、胆汁を産生する。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問062】

次の記述は、胆嚢及び肝臓に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、糖質の消化を容易にし、水溶性ビタミンの吸収を助ける。
  2. 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される。
  3. 胆汁には、古くなった白血球や過剰のブドウ糖を排出する役割がある。
  4. 胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して
    腸管内に胆汁を送り込む。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問063】

呼吸器系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 鼻腔は、消化管と気道の両方に属する。
  2. 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管支という。
  3. 肺では、肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から酸素が肺胞気中に拡散し、代わりに二酸化炭素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
  4. 咽頭は、喉頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官である。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問064】

循環器系に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 心臓の右側部分(右心房、右心室)は、肺でガス交換が行われた血液を全身に送り出す。
  2. 心臓から拍出された血液を送る血管を静脈、心臓へ戻る血液を送る血管を動脈という。
  3. リンパ液の流れは主に心筋の収縮によるものであり、流速は血流に比べて速い。
  4. 循環器系は、体液(血液やリンパ液)を体内に循環させ、酸素、栄養分等を全身の組織へ送り、
    老廃物を排泄器官へ運ぶための器官系で、心臓、血管系、血液、脾臓、リンパ系からなる。

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問065】

泌尿器系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 泌尿器系は、血液中の老廃物を尿として体外へ排泄するための器官系である。
  2. アルドステロンは、副腎髄質から分泌される。
  3. 膀胱は、溜まった尿が体外に排泄されるときに通る管のことである。
  4. 腎臓は、骨髄における白血球の産生を促進するホルモンを分泌する。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問066】

目に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。
  2. 網膜には光を受容する視細胞が密集していて、個々の視細胞は神経線維につながり、それが束なって眼球の後方で視神経となる。
  3. 結膜は、眼瞼の裏側と眼球前方の強膜(白目の部分)とを結ぶように覆って、組織を保護している。
  4. 涙器は、涙液を分泌する涙道と、涙液を鼻腔に導出する涙腺からなる。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問067】

次の記述は、皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 皮膚は、身体の維持と保護、体水分の保持、熱交換、外界情報の感知の機能を有する。
  2. 骨格系は、筋細胞(筋線維)とそれらをつなぐ結合組織からなり、その機能や形態によって、骨格筋、平滑筋、心筋に分類される。
  3. 皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものである。
  4. 骨格筋の疲労は、グリコーゲンの代謝に伴って生成する炭酸カルシウムが蓄積して、筋組織の収縮性が低下する現象である。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問068】

脳や神経系の働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、副交感神経の
    節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。
  2. 自律神経系は、交感神経系と副交感神経系からなる。
  3. 中枢神経系は、脳と脊髄から構成される。
  4. 目の瞳孔は、交感神経系への刺激により収縮する。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問069】

薬の生体内運命に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 眼の粘膜に適用する点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることはない。
  2. 抗狭心症薬のニトログリセリン(舌下錠、スプレー)は、有効成分が口腔粘膜から吸収されて局所作用を現す。
  3. 鼻腔粘膜の下は毛細血管が豊富であるが、点鼻薬の成分は循環血液中に移行しにくい。
  4. 内服薬のほとんどは、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行する。

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問070】

第1欄の記述は、薬の体内での働きに関するものである。( )の中に入れるべき字句は第2欄のどれか。

第1欄
循環血液中に移行した有効成分は、血流によって全身の組織・器官へ運ばれて作用するが、多くの場合、標的となる
細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどの( )と結合し、その機能を変化させることで薬効や
副作用を現す。

第2欄

  1. 脂質
  2. ビタミン類
  3. タンパク質
  4. 糖質
  5. ミネラル

※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

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