主な医薬品とその作用【問051～060】
登録販売者の試験問題について、北海道,青森,岩手,秋田,山形,宮城,福島は出題内容が共通です。
【問051】
禁煙補助剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 禁煙達成のためには、原則として１ 年以上継続して使用すべきである。
- 咀嚼剤を大量に使用することにより、禁煙達成が早まる。
- うつ病と診断されたことのある人では、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることが
あるため、使用を避ける必要がある。 - 咀嚼剤の場合、炭酸飲料を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。
| No | a | b | c | d |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 正 | 正 | 正 | 誤 |
| 2 | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
| 3 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
| 4 | 誤 | 正 | 誤 | 誤 |
| 5 | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は５番です
【問052】
ビタミン成分とその主な働きとの関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
- ビタミンＢ１ ― 夜間視力を維持する
- ビタミンＢ６ ― メラニンの産生を抑える
- ビタミンＤ ― 尿細管でのカルシウム再吸収を促す
- ビタミンＥ ― 体内の脂質を酸化から守る
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(b,d)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は４番です
【問053】
防風通聖散に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人の高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・
むくみ・便秘、蓄膿症、湿疹・皮膚炎、ふきでもの、肥満症に適すとされている。 - 効果的に使用するため、瀉下薬との併用が望ましいとされている。
- 構成生薬としてカンゾウ、マオウ、ダイオウを含む。
- まれに重篤な副作用として肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症が起こることが知られている。
| No | a | b | c | d |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
| 2 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
| 3 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
| 4 | 誤 | 誤 | 誤 | 正 |
| 5 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は１番です
【問054】
生薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- ブシは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを
基原とする生薬で、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。 - サイコは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
- オウゴンは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする
生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。 - 生薬成分は、医薬品的な効能効果が標榜又は暗示されていなければ、食品（ハーブ）として流通する
ことが可能なものがある。
- 1.(a,b)
- 2.(a,d)
- 3.(b,c)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は２番です
【問055】
感染症と消毒薬に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 感染症は、病原性のある細菌、寄生虫やウイルスなどが体に侵入することによって起こる望ましくない反応である。
- 殺菌は、物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することをいう。
- 消毒薬が微生物を死滅させる仕組み及び効果は、殺菌消毒成分の種類、濃度、温度、時間、消毒対象物
の汚染度、微生物の種類や状態などによって異なる。 - 次亜塩素酸ナトリウムは、強い酸化力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は２番です
【問056】
殺虫剤に用いる成分とその分類との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
- ジクロルボス ― 有機リン系
- ペルメトリン ― ピレスロイド系
- オルトジクロロベンゼン ― カーバメイト系
- プロポクスル ― 有機塩素系
- 1.(a,b)
- 2.(a,d)
- 3.(b,c)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は１番です
【問057】
尿糖・尿タンパク検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 尿タンパク検査のための採尿は、激しい運動の直後は避ける必要がある。
- 中間尿ではなく出始めの尿を採取することが望ましい。
- なるべく採尿後速やかに検査することが望ましい。
- 尿糖値に異常を生じる要因は、一般に高血糖と結びつけて捉えられることが多いが、腎性糖尿等の
ように高血糖を伴わない場合もある。
| No | a | b | c | d |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
| 2 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
| 3 | 誤 | 誤 | 正 | 誤 |
| 4 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
| 5 | 正 | 誤 | 誤 | 誤 |
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は２番です
【問058】
一般用医薬品の妊娠検査薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 薬局においてのみ取り扱うことが認められている製品である。
- 尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン（ｈＣＧ）を調べるものであり、通常、実際に妊娠が成立して
から４週目前後の尿中ｈＣＧ濃度を検出感度としている。 - 検体としては、尿中ｈＣＧが検出されやすい就寝前の尿が向いている。
- 経口避妊薬や更年期障害治療薬などのホルモン剤を使用している人では、妊娠していなくても
尿中ｈＣＧが検出されることがある。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(b,d)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は３番です
【問059】
次の１～５で示される抗炎症成分のうち、ステロイド性抗炎症成分はどれか。
- ヒドロコルチゾン
- インドメタシン
- ピロキシカム
- サリチル酸メチル
- ケトプロフェン
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は１番です
【問060】
歯痛・歯槽膿漏薬に配合されている成分とその主な作用との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
- カルバゾクロム ― 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える
- 木クレオソート ― 齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑える
- ヒノキチオール ― 知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮める
- 銅クロロフィリンナトリウム ― 歯周組織の血行を促す
- 1.(a,b)
- 2.(a,d)
- 3.(b,c)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成26年出題地域試験問題より引用
正解は１番です