人体の働きと医薬品【問061~080】
登録販売者の試験問題について、福井,滋賀,京都,兵庫,和歌山は出題内容が共通です。
【問061】
消化器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 食道の上端と下端には括約筋があり、胃の内容物が食道や咽頭に逆流しないように防いでいる。
- 食道は喉もとから上腹部のみぞおち近くまで続く管状の器官で、消化液を分泌する。
- 唾液には、口腔粘膜の保護・洗浄・殺菌作用があり、口腔内のpHは酸性に保たれている。
- 飲食物の嚥下の際には、喉頭の入り口の弁(喉頭蓋)が開くことで、飲食物が食道に送られる。
No | a | b | c | d |
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1 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
2 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
3 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
4 | 正 | 誤 | 誤 | 誤 |
5 | 誤 | 誤 | 誤 | 誤 |
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問062】
肝臓に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
- 肝臓には、アンモニアを無害な尿酸へと代謝する働きがある。
- 皮下組織等に蓄えられた脂質は、肝臓に運ばれてからエネルギー源として利用可能な形に代謝される。
- 肝臓では、バリンやロイシンが生合成される。
- 肝臓において産生される生体物質には、コレステロール、血液凝固因子、アルブミンなどがある。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(b,d)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問063】
呼吸器系における生体防御に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 喉頭はリンパ組織が集まってできており、気道に侵入してくる細菌やウイルスに対する免疫反応を行う。
- 鼻汁に含まれるリソソームは、気道の防御機構として働く。
- 鼻腔の内壁は、吸入された空気との接触面積を広げ、適度な湿り気と温もりを与えて、乾燥した冷たい外気の侵入を防ぐ。
- 吸い込まれた細菌などの異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られ、線毛運動に
よって、気道内部から咽頭に向けて排出され、唾液とともに嚥下される。
No | a | b | c | d |
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1 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
2 | 正 | 正 | 正 | 誤 |
3 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
4 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
5 | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は5番です
【問064】
大腸に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
- 大腸では、消化はほとんど行われない。
- 大腸には、小腸と同様に内壁粘膜に絨毛がある。
- 大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる。
- 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンEを産生している。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(b,d)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は2番です
【問065】
循環器系に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
- 血管系は心臓を中心とする閉鎖循環系であるのに対し、リンパ系は開放循環系である。
- 心臓の右側部分(右心房、右心室)は、全身から集まってきた血液を肺へ送り出し、肺でガス
交換が行われた血液は、心臓の左側部分(左心房、左心室)に入り、全身に送り出される。 - 血管壁にかかる圧力を血圧といい、主に血管が収縮したときの血圧を最大血圧という。
- 動脈やリンパ管には、逆流防止のための弁がある。
- 1.(a,b)
- 2.(a,c)
- 3.(b,d)
- 4.(c,d)
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
【問066】
泌尿器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 腎臓は、横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の臓器である。
- 腎臓の基本的な機能単位をネフロンと呼び、糸球体、ボウマン?、集合管から構成される。
- 腎臓は、血液の量と組成を維持することにより、血圧を一定範囲内に保つ上で重要な役割を担っている。
- 腎臓で作られた尿は、膀胱で一時的に溜められた後、尿管を通って体外へと排出される。
No | a | b | c | d |
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1 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
2 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
3 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
4 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
5 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問067】
感覚器官の部位の名称とその働きの組み合わせについて、誤っているものはどれか。
No | (部位の名称) | (働き) |
---|---|---|
1 | 虹彩 | 眼球内に入る光の量を調節する |
2 | 毛様体 | 遠近の焦点を調節する |
3 | 耳石器官 | 体の回転や傾きを感知する |
4 | 鼻腔上部の神経細胞(嗅細胞) | においを感知する |
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問068】
感覚器官に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 紫外線を含む光に長時間曝され、主に網膜に損傷を生じた状態を雪眼炎(又は雪目)という。
- ビタミンAが不足すると、光を感じる細胞の働きが悪くなり、夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。
- 鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔に炎症を生じることがある。
- 鼓室は、耳管で咽頭と通じているため、ウイルスや細菌による感染が起こることがある。
No | a | b | c | d |
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1 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
2 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
3 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
4 | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
5 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問069】
骨格系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 骨組織を構成する有機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる。
- 骨密度は、骨吸収と骨形成のバランスが取られることにより、一定に保たれる。
- 骨の関節面は弾力性に富む柔らかな軟骨層(関節軟骨)に覆われ、これが衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかにしている。
- すべての骨の骨髄で造血が行われるわけでなく、主として胸骨、肋骨、脊椎、骨盤、大腿骨などが造血機能を担う。
No | a | b | c | d |
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1 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
2 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
3 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
4 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
5 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問070】
筋組織に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 心筋は、筋線維に骨格筋のような横縞模様があり、強い収縮力と持久力を兼ね備えている。
- 平滑筋は、筋線維に骨格筋のような横縞模様がなく、消化管壁、血管壁、膀胱等に分布している。
- 随意筋(骨格筋)は、収縮力が強いが、疲労しやすく、長時間の動作は難しい。
- 不随意筋(平滑筋及び心筋)は、体性神経系に支配されている。
No | a | b | c | d |
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1 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
2 | 正 | 正 | 正 | 誤 |
3 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
4 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
5 | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
※登録販売者 平成30年出題地域試験問題より引用
正解は2番です