登録販売者:過去問[奈良]H25-2

医薬品に共通する特性と基本的な知識【問011~020】

【問011】

医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 副作用は、容易に異変を自覚できるものばかりとは限らない。
  2. 一般用医薬品では、副作用の兆候が現れたときには基本的に使用を中止することとされている。
  3. 副作用の発現は、体質や体調とは無関係である。
  4. 医薬品の副作用被害は、医薬品を十分注意して使用すれば、起こりえない。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は1番です

【問012】

HIVに関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. HIVとはヒト免疫不全ウイルスのことをいう。
  2. HIV訴訟とは、白血病患者が、HIVが混入した血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに
    感染したことに対する損害賠償訴訟である。
  3. HIV訴訟の和解を踏まえ、国は、HIV感染者に対する恒久対策として、拠点病院の整備や治療薬の
    早期提供等の取組みを推進している。
  4. HIV訴訟を契機に、血液製剤の安全確保対策の1つとして、献血時の問診の充実が図られた。

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は2番です

【問013】

医薬品の本質に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 一般用医薬品の役割を十分に発揮するためには、効能・効果、用法・用量、副作用等の必要な情報が
    適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用することが必要である。
  2. 一般用医薬品では、そのリスク区分や承認基準が見直されることはない。
  3. 医薬品は、市販後も、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。
  4. 一般用医薬品は、一般の生活者が自ら選択し、使用するものであるため、登録販売者等による情報提供は必要としない。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は2番です

【問014】

次の記述は小児に関するものである。( )にあてはまる字句として、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が( a )、服用した医薬品の吸収率が( b )。
また、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達し( c )ため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。

No a b c
1 短く 低い やすい
2 短く 高い にくい
3 長く 低い にくい
4 長く 低い やすい
5 長く 高い やすい

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は5番です

【問015】

医薬品と食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 保健機能食品は、医薬品との相互作用を起こすことがない。
  2. カフェインを含む医薬品とコーヒーを一緒に服用してもカフェインの過剰摂取となることはない。
  3. 生薬成分が配合された医薬品の場合、ハーブ等の食品をあわせて摂取しても、医薬品の効き目や副作用が増強することはない。
  4. 酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓の代謝機能が高まっていることが多く、その結果、アセトアミノフェン
    などでは通常よりも代謝されやすくなり、体内から医薬品が速く消失して十分な薬効が得られなくなることがある。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は2番です

【問016】

医薬品の品質及びプラセボ効果に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 医薬品の品質は、一般的に直射日光の影響を受けやすいが、温度の影響は受けない。
  2. プラセボ効果によってもたらされる反応や変化は、すべて望ましいものである。
  3. 「使用期限」とは、開封状態であっても適切に保管された場合に品質が保持される期限である。
  4. プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあるが、不確実
    であり、それを目的として医薬品が使用されるべきではない。

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は4番です

【問017】

高齢者に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 高齢者が一般用医薬品を使用する場合、基本的には、定められた用量の範囲内で使用することが望ましい。
  2. 高齢者は、生理機能が衰えつつあり、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が強く
    現れやすく、若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなる。
  3. 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多いが、一般用医薬品は効果が穏やかであるため、
    その使用により基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなることはない。
  4. 高齢者は、手先の衰えのため医薬品を容器や包装から取り出すことが難しい場合や、医薬品の
    取り違えや飲み忘れを起こしやすいなどの傾向もあり、家族や周囲の人(介護関係者等)の理解や協力も含めて、医薬品の
    安全使用の観点からの配慮が重要となることがある。

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は3番です

【問018】

医薬品の本質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 一般用医薬品の添付文書(製品に添付されている文書)や製品表示には、効能・効果、用法・用量、副作用等の
    必要な情報が記載されている。
  2. 医薬品は、多くの場合、人体に取り込まれて作用し、効果を発現させる。
  3. 医薬品は、薬事法において、健康被害防止の観点から、異物等の混入したものの販売の禁止が規定
    されているが、変質については規定されていない。

No a b c
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は3番です

【問019】

アレルギーに関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであるため、医薬品の薬理作用等とは関係なく起こる可能性がある。
  2. 医薬品によるアレルギーは、内服薬だけでなく外用薬でも引き起こされることがある。
  3. 医薬品によるアレルギーを起こしたことがない人でも、病気に対する抵抗力が低下している状態などの
    場合、医薬品によるアレルギーを生じることがある。
  4. アレルギーには体質的・遺伝的な要素もあり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の
    人がいる場合には、医薬品を服用するに際し注意が必要である。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は5番です

【問020】

医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、その疾病に対して薬効をもたらす
    一方、別の疾病に対しては症状を悪化させたりすることもある。
  2. 副作用の程度は、眠気や口渇等の比較的よく見られるものから、日常生活に支障を来す程度の健康被害を生じる
    重大なものまで様々である。
  3. 医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人では
    使用を避けなければならない場合もある。

No a b c
1
2
3
4

※登録販売者 平成25年出題地域試験問題より引用

正解はコチラ

正解は1番です

コメントをどうぞ