登録販売者:過去問[奈良県]H24-3

人体の働きと医薬品【問021~030】

【問021】

心臓に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 心筋でできた握りこぶし大の袋状の臓器である。
  2. 心臓の内部は上部左右の心房、下部左右の心室の4つの空洞に分かれている。
  3. 心室で血液を集めて心房に送り、心房から血液を拍出する。
  4. 心臓の右側部分(右心房・右心室)は全身から集まってきた血液を肺へ送り出す。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問022】

自律神経が各器官に働きかける作用のうち、副交感神経が活発になった時
の働きを記述した正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 膀胱での排尿筋の収縮(排尿促進)
  2. 肝臓でのグリコーゲンの合成
  3. 気管支の拡張
  4. 心臓の心拍数増加
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問023】

偽アルドステロン症の症状について、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 手足のしびれ
  2. 尿量の増加
  3. 筋肉痛
  4. 血圧上昇
  5. 頭痛

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問024】

間質性肺炎に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 間質で起きた肺炎を間質性肺炎という。
  2. 間質性肺炎では、肺胞と毛細血管の間でのガス交換率が低下して、血液に
    酸素が十分取り込めず低酸素状態になる。
  3. 息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等が、
    医薬品の使用から1~2時間程度の間に起こる。
  4. 治癒への途中経過として肺線維症になる場合が多い。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問025】

次の記述は、全身的に現れる副作用に関するものである。
( )にあてはまる字句として、正しいものを1つ選びなさい。

( )は、全身が広範囲にわたって赤くなり、全身の10%以上に火傷様の水疱、
皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ、高熱(38℃以上)、口唇の発赤・びらん、
目の充血等の症状を伴う病態で、同症について最初に報告をした医師の名前にちなんで
ライエル症候群とも呼ばれる。

  1. 皮膚粘膜眼症候群
  2. 全身皮膚炎症候群
  3. ギラン・バレー症候群
  4. 中毒性表皮壊死症

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問026】

次の記述は、胃に関するものである。( )にあてはまる字句として、
正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。ただし、2ヵ所の( b )にはそれぞれ同じ字句が入る。

胃は、上腹部にある中空の臓器で、胃の内壁は粘膜で覆われて多くのひ
だをなしている。粘膜の表面には無数の微細な( a )があり、胃腺につ
ながって胃液を分泌している。胃液には、( b )を消化する酵素である
ペプシンと塩酸(胃酸)が含まれる。( b )がペプシンによって半消化
された状態をペプトンという。胃酸は、胃内を( c )に保って内容物が
腐敗や発酵を起こさないようにする役目を果たしている。

No a b c
1 突起 炭水化物 強酸性
2 炭水化物 アルカリ性
3 突起 蛋白質 中性
4 蛋白質 強酸性
5 絨毛 蛋白質 アルカリ性

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問027】

中枢神経系に関する記述の正誤のうち、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 中枢神経系は脳と脊髄から構成される。
  2. 脳は、頭の上部から下後方部にあり、記憶、情動、意思決定等の働きを行っている。
  3. 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位がある。
  4. 脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質
    の透過に関する選択性が高く、血液中から脳の組織へ移行できる物質の種類は限られている。これを血液脳関門という。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問028】

内服薬の消化管吸収に関する記述のうち、誤っているもの
を1つ選びなさい。

  1. 内服薬は、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、全身作用を現す。
  2. 内服薬の中には、服用後の作用を持続させるため、有効成分がゆっくりと少しずつ溶出するように作られているものもある。
  3. 吸収は、主として小腸でなされる。一般に、消化管からの吸収は、濃い方から
    薄い方へ拡散していくことによって消化管にしみ込んでいくのではなく、消化管が積極的に
    医薬品の成分を取り込んでいくことによる。
  4. 全身作用を目的としない内服薬については、成分のほとんどが消化管
    で吸収されずに、そのまま糞便中に排泄される。

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問029】

眼球に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  1. 頭蓋骨のくぼみ(眼窩)に収まっている球形の器官で、外側は、正面
    前方付近(黒目の部分)のみ透明な角膜が覆い、その他の部分は網膜という乳白色の比較的
    丈夫な結合組織が覆っている。
  2. 紫外線を含む光に長時間曝されると、角膜の上皮に損傷を生じることがある(雪眼炎。雪目ともいう)。
  3. 透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される。
  4. 水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物
    を見るときには扁平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,d)
  3. 3.(b,c)
  4. 4.(b,d)

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問030】

人体の臓器に関する記述である。どの臓器に係る記述か。正しいものを1つ選びなさい。

左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄質の2層構造からなる。

  1. 脾臓
  2. 副腎
  3. 膵臓
  4. 胆嚢
  5. 肝臓

※登録販売者 平成24年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

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