登録販売者:過去問[茨城,栃木,群馬,山梨,新潟,長野共通]令和6-9

主な医薬品とその作用【問081~090】

登録販売者の試験問題について、茨城,栃木,群馬,山梨,新潟,長野は出題内容が共通です。

【問081】

胃腸に作用する薬の成分について次のうち、胃粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されているものはどれか。

  1. プロザイム
  2. センブリ
  3. セルラーゼ
  4. スクラルファート
  5. カンゾウ

※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問082】

胃腸に作用する薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. 消化を助け、胃もたれを改善し、胃をすっきりさせる効果を主とする製剤は、食間や就寝前の服用のものが多い。
  2. センナ、センノシドは、吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが知られており、乳児に下痢を生じるおそれがある。
  3. 制酸薬は、胃内容物の刺激によって分泌促進される胃液から胃粘膜を保護することを目的として服用されるが、暴飲暴食による胸やけ、吐きけ、嘔吐等の症状を予防するものではない。
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※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問083】

腸の不調に対する受診勧奨に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. 瀉下薬が手放せなくなっているような慢性の便秘については、漫然と継続使用するよりも、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
  2. 過敏性腸症候群の便通障害のように下痢と便秘が繰り返し現れるものがあり、症状が長引くような場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
  3. 便秘の時に腹痛が著しい場合や便秘に伴って吐きけや嘔吐が現れた場合には、急性腹症の可能性があるため、安易に瀉下薬を使用せずに医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
1
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3
4

※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問084】

腸の薬の配合成分とその作用との関係の正誤について、正しい組合せはどれか。

配合成分 作用
ビサコジル 瀉下
ベルベリン塩化物 瀉下
ヒマシ油 止瀉
タンニン酸アルブミン 止瀉

 

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※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問085】

胃腸鎮痛鎮痙薬とその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. 下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用となる症状でない。
  2. オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用があるとされ、妊娠中や小児における安全性も確立されている。
  3. パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされる。
2
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※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問086】

胃腸鎮痛鎮痙薬に含まれている成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

  1. ロートエキスは、吸収された成分の一部が母乳中に移行して乳児の脈が速くなるおそれがあるため、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要がある。
  2. ブチルスコポラミン臭化物は、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることが知られている。
  3. アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、15歳未満の小児への使用は避ける必要がある。
  4. 抗コリン成分のうち、オキシフェンサイクリミン塩酸塩は、副交感神経系の働きを抑える作用が消化管に限定される。

1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d)

※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問087】

浣腸薬及び駆虫薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. 浣腸薬を繰り返し使用すると、直腸の感受性の低下が生じて効果が弱くなる。
  2. 複数の駆虫薬を併用すると駆虫効果が高まる。
  3. カイニン酸は、回虫に痙攣を起こさせる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
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4

※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問088】

次の表は、ある外用痔疾用薬に含まれている成分の一覧である。

<1g中>
プレドニゾロン酢酸エステル 1 mg
リドカイン 30 mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 2 mg
アラントイン 10 mg
トコフェロール酢酸エステル 30 mg
セチルピリジニウム塩化物水和物 2 mg
ナファゾリン塩酸塩 0.3 mg

 

この外用痔疾用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

 

  1. 痔による肛門部の炎症や痒みを和らげる成分として、プレドニゾロン酢酸エステルが配合されている。
  2. この医薬品に配合されているリドカインは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。
  3. 血管収縮作用による止血効果を期待して、クロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されている。
  4. 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、アラントインが配合されている。
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※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問089】

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。

体力中等度以下で、疲れやすくて尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてり、口渇があるものの排尿困難、残尿感、頻尿、むくみ、痒み、夜尿症、しびれに適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1 猪苓湯
2 六味丸
3 清上防風湯
4 桂枝茯苓丸

※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問090】

眼科用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  1. 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはない。
  2. 別の人が使用している点眼薬は、容器の先端が睫毛(まつげ)に触れる等して中身が汚染されている可能性があるため、共用は避ける必要がある。
  3. 一般点眼薬は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられる。
1
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※登録販売者 令和6年出題地域試験問題より引用

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