このかぜ薬に含まれる成分とその成分を配合する目的との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

第１欄
（　　）はホルモンに似た働きをする物質で、病気や外傷があるときに活発に産生されるようになり、体の各部位で発生した痛みが脳へ伝わる際に、そのシグナルを増幅することで痛みの感覚を強めている。

第２欄
１ メラニン
２ ペプシン
３ リジン
４ ビリルビン
５ プロスタグランジン

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は比較的強いが、抗炎症作用は弱い。
2. 解熱鎮痛薬は、発熱や痛みの原因となっている病気や外傷を根本的に治すものではない。
3. イブプロフェンは消化管粘膜の防御機能を低下させるため、胃・十二指腸潰瘍、クローン病等の既往歴がある人では、それら疾患の再発を招くおそれがある。
4. アスピリンは、他の解熱鎮痛成分に比較して胃腸障害を起こしにくい。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 呉茱萸湯は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適すとされる。
2. 桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされる。
3. 薏苡仁湯は、体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛、神経痛に適すとされる。
4. 芍薬甘草湯は、体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するものの頭痛、頭痛に伴う吐きけ・嘔吐、しゃっくりに適すとされる。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。
2. 生体内情報伝達物質であるヒスタミンは、脳の下部にある睡眠・覚醒に関与する部位で神経細胞の刺激を介して、覚醒の維持や調節を行う働きを担っている。
3. 脳内におけるヒスタミン刺激が低下すると眠気を促すが、ニコチン酸アミドは、抗ヒスタミン成分の中でも特にこのような中枢作用が強い。
4. ブロモバレリル尿素は、妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避けるべきである。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

カフェインは腎臓における（ ａ ）（同時に水分）の再吸収（ ｂ ）があり、尿量の増加（利尿）をもたらす。また、乳児は（ ｃ ）が未発達なため、カフェインの代謝にはより多くの時間を要する。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経（前庭神経）の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
2. ジメンヒドリナートは、乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である。
3. メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが速く持続時間が短い。
4. 乗物酔い防止薬は、主として吐きけを抑えることを目的とした成分も配合されるが、つわりに伴う吐きけへの対処として使用することは適当でない。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. ジプロフィリンは、主に延髄の咳嗽中枢に作用し咳
   を抑える成分である。
2. エチルシステイン塩酸塩は、主に気管支を拡張させる成分であり、中枢神経系を興奮させる作用を示し、甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがある。
3. デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、主に痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させることで、痰の切れを良くする成分である。
4. カンゾウは、抗炎症作用のほか、気道粘膜からの粘液分泌を促す等の作用も期待して用いられる生薬である。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 口腔咽喉薬は、口腔内又は咽頭部の粘膜に局所的に作用して、それらの部位の炎症による痛み、腫れ等の症状の緩和を主たる目的とするものである。
2. 含嗽薬は、口腔及び咽頭の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去等を目的として、用時水に希釈又は溶解してうがいに用いる、又は患部に塗布した後、水でうがいする外用液剤である。
3. 含嗽薬は、調製した濃度が濃ければ濃いほど効果が得られる。
4. 口腔咽喉薬及び含嗽薬は、成分の一部が口腔や咽頭の粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすく、全身的な影響を生じることがあるため、配合成分によっては注意を要する場合がある。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

この胃に作用する薬に含まれる成分とその成分を配合する目的との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｄ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用