1. アラントインは、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して配合されている。
2. カンフルは、冷感刺激を与えて、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して配合されている。
3. 口腔内に適用するステロイド性抗炎症成分を含有する歯槽膿漏薬は、その効果を十分に得るために、長期にわたって使用することが基本とされている。
4. 歯痛薬（外用）に配合されているフェノールは、粘膜刺激を生じることがあるため、歯以外の口腔粘膜や唇に付着しないように注意が必要である。

1.(a,b)　2.(a,c)　3.(b,d)　4.(c,d)

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 禁煙補助剤である咀嚼剤は、口腔粘膜からの吸収をよくするために、速く連続的に噛むこととされている。
2. 禁煙補助剤は、喫煙を完全に止めたうえで使用することとされている。
3. ３ヶ月以内の心筋梗塞発作がある人、重い狭心症や不整脈と診断された人では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがあるため、使用を避ける必要がある。
4. 口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が増加するため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは咀嚼剤の使用を避けることとされている。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 医薬部外品の保健薬は、生薬成分としてジオウの配合が認められている。
2. しみ、そばかす等のような特定部位の症状に対する効能・効果については、医薬品においてのみ認められている。
3. 一般用医薬品におけるビタミンＡの１日分量は、４００国際単位が上限となっている。
4. 滋養強壮を目的とする薬用酒は、アルコール含有量が少ないため、服用後に乗り物又は機械類の運転操作等を避ける必要はない。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 漢方薬を使用する場合は、漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが、有効性及び安全性を確保するために重要である。
2. 用法用量において、適用年齢の下限が設けられていない場合、生後６ヶ月未満の乳児に使用しないこととされている。
3. 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間（１ヶ月位）継続して服用されることがある。
4. 漢方薬は、すべからく作用が穏やかで、副作用は少ない。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 防風通聖散は、体力充実して腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症、湿疹・皮膚炎、ふきでもの、肥満症に適すとされる。
2. 黄連解毒湯は、体力中等度以下で、赤ら顔で、ときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻に適すとされる。
3. 大柴胡湯は、体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症に適すとされる。
4. 清上防風湯は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症に適すとされる。

1.(a,b)　2.(a,c)　3.(b,d)　4.(c,d)

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、大部分のウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
2. イソプロパノールは、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対しタンパク質を変性させることによる殺菌消毒作用を示す。
3. 有機塩素系殺菌消毒成分であるジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、皮膚刺激性や金属腐食性が強い。
4. 消毒薬が誤って目に入った場合、中和剤を用いる。

1.(a,b)　2.(a,c)　3.(b,d)　4.(c,d)

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

有機リン系殺虫成分である（ ａ ）は、アセチルコリンを分解する酵素（アセチルコリンエステラーゼ）と（ ｂ ）的に結合して、その働きを阻害する。高濃度又は多量に曝露した場合には、神経の異常な興奮が起こり、（ ｃ ）、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 採尿のタイミングとしては、尿中ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン（ｈＣＧ）が検出されやすい夜が向いている。
2. 採尿後数時間経過した検体を用いて検査を行っても、検査結果に影響はない。
3. 妊娠検査薬による検査結果をもって、妊娠しているか否かを断定することができる。
4. 妊娠検査薬は、妊娠が成立してから４週目前後の尿中ｈＣＧ濃度を検出感度としている。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用