1. デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、延髄の咳嗽中枢に作用する麻薬性鎮咳成分である。
2. メチルエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を抑制して気管支を拡張させる作用がある。
3. キサンチン系成分は、心臓刺激作用も示すことから、副作用として動悸が現れることがある。
4. クロルフェニラミンマレイン酸塩は、気道粘膜からの粘液の分泌を促進し、痰を出しやすくする。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

体力中程度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、しわがれ声、のどのつかえ感に適すとされる。

1. 麻杏甘石湯
2. 響声破笛丸
3. 半夏厚朴湯
4. 五虎湯
5. 甘草湯

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. スクラルファートは、マグネシウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。
2. ピレンゼピン塩酸塩は、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人では、生じた血栓が分解されにくくなることが考えられる。
3. ジメチルポリシロキサン（ジメチコン）は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されている場合がある。
4. ウルソデオキシコール酸は、胆汁の分泌を促す作用（利胆作用）があるとされ、消化を助ける効果を期待して用いられる。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 腸内殺菌成分の入った止瀉薬は、下痢の予防で服用したり、症状が治まったのに漫然と服用したりすると、腸内細菌のバランスを崩し、腸内環境を悪化させることがある。
2. トリメブチンマレイン酸塩は、消化管の平滑筋に直接作用して、消化管の運動を調整する作用があるが、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。
3. ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、効き目が強すぎて便秘が現れることがあり、まれに重篤な副作用としてイレウス様症状を生じることがある。
4. ベルベリン塩化物は、海外において長期連用した場合に精神神経症状が現れたとの報告があるため、１週間以上継続して使用しないこととされている。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧をさげることにより、糞便中の水分量を増やす作用がある。
2. センノシドが配合された瀉下薬については、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、使用を避けるべきである。
3. ビサコジルを含む腸溶性製剤は、胃内でビサコジルが溶け出すおそれがあるため、服用後１時間以内は牛乳の摂取を避けることとされている。
4. ジオクチルソジウムスルホサクシネートは、糞便中の水分量を増して柔らかくすることによる瀉下作用を期待して用いられる。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

体力中程度以下で、ときに便が硬く塊状なものの便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの、食欲不振、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔などの症状の緩和に適すとされる。

1. 六君子湯
2. 大黄牡丹皮湯
3. 人参湯
4. 麻子仁丸
5. 桂枝加芍薬湯

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. チキジウム臭化物には、口渇、便秘、排尿困難等の副作用が現れることがある。
2. ブチルスコポラミン臭化物は、まれに重篤な副作用としてショック（アナフィラキシー）を生じることが知られている。
3. ロートエキスは、吸収された成分の一部が母乳中に移行して乳児の脈が速くなる（頻脈）おそれがある。
4. パパベリン塩酸塩は、抗コリン成分と異なり、眼圧を上昇させる作用はない。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. ロクジョウ
2. シンジュ
3. センソ
4. ジンコウ

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｄ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 体力中等度以下で、めまい、ふらつきがあり、ときにのぼせや動悸があるものの立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏に適すとされる。
2. 利尿作用により、水毒（漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。）の排出を促す。
3. 強心作用が期待される生薬を含んでいる。
4. 構成生薬としてカンゾウを含むため、高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けた人では、偽アルドステロン症を生じやすい。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

６カプセル中：

1. 腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがある成分が含まれています。
2. 末梢血管における血行を促進する成分が含まれています。
3. 尿が黄色くなる成分が含まれていますが心配ありません。
4. １年くらい服用を続けても症状・コレステロール値に改善が見られない時には、服用を中止し、医療機関を受診してください。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用