1. 塩酸プテナフィンは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げ、
   その増殖を抑える目的で用いられる。
2. 硫酸オキシコナゾールは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜
   の浸透性を変化させることにより、その増殖を抑える目的で用いられる。
3. ウンデシレン酸は、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な
   物質の輸送機能を妨げ、その増殖を抑える目的で用いられる。
4. ピロールニトリンは、患部を酸性にすることにより、皮膚糸状菌の発育
   を抑える目的で用いられる。

1. ニコチンを有効成分とする禁煙補助剤（咀嚼剤）は、6ヶ月を超える長期の使用が推奨されている。
2. ニコチンを有効成分とする禁煙補助剤（咀嚼剤）は、アドレナリン作動成分を含有する
   医薬品との併用により、その作用を減弱させるおそれがある。
3. ニコチンの吸収は、口腔内が酸性になると低下するため、コーヒーや炭酸飲料
   を摂取した後、しばらくは使用を避けることとされている。

1. グルクロノラクトンは、軟骨組織の主成分で、軟骨成分を形成及び修復する目的で用いられる。
2. グルコン酸カルシウムは、虚弱体質、腺病質における骨歯の発育促進、妊娠、
   授乳期の骨歯の脆弱予防の目的で用いられる。
3. ヘスペリジンは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、
   ビタミンＥと組み合わせて配合される場合がある。

（ ）主薬製剤は、骨歯の発育不良、くる病の予防、また妊娠・授乳期、発育期、
老年期の（ ）補給に用いられる。

1. ビタミンＡ
2. ビタミンＢ2
3. ビタミンＢ6
4. ビタミンＤ
5. ビタミンＥ

1. 漢方処方製剤を使用しようとする人の証（体質及び症状）を理解し、
   その証にあった漢方処方を選択することが重要である。
2. 患者の証（体質及び症状）に基づく考え方でいう実証とは、体内の臓器を働かせる
   エネルギーの貯蔵量が多い体質（比較的体力がある状態）を指す。
3. 漢方処方製剤は、適用年齢の下限が設けられていない場合、生後3ヶ月未満
   の乳児にも使用することができる。

1. ボウフウは、アケビ科のアケビの蔓性の茎を用いた生薬である。
2. サイコは、キンポウゲ科のハナトリカブトの塊根を用いた生薬である。
3. コウカは、キク科の植物ベニバナの管状花をそのまま又は黄色色素の
   大部分を除き、圧搾して板状とした生薬である。
4. ケイヒは、クスノキ科のシナニッケイ又はその他同属植物の樹皮及び周皮
   の一部を除いたものを用いた生薬である。

（ ）は、がっしりとした体格で比較的体力があり、便秘がちな人における、胃炎、常習便秘、
高血圧に伴う肩こり、頭痛、便秘、肩こり、肥胖症の症状に適する。

1. 黄連解毒湯
2. 清上防風湯
3. 八味地追黄丸
4. 乙字湯
5. 大柴胡湯

1. クレゾール石鹸液は、ウイルスに対する殺菌消毒作用がある。
2. エタノールは、粘膜刺激性があるため、傷がある部分への使用は避けることとされている。
3. ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルは、酸性の洗剤・洗浄剤と反応して、
   有毒な塩素ガスが発生するため、混ざらないように注意する。

1. 忌避剤は、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる目的で人体に直接使用するものである。
2. オルトジクロロベンゼンは、昆虫の脱皮や変態を阻害する目的で用いられる昆虫成長阻害成分である。
3. フェノトリンは、神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害する目的で用いられる殺虫成分である。
4. プロポクスルは、コリンエステラーゼを阻害する目的で用いられる殺虫成分である。

1. 一般用検査薬は、検体中の対象物質を特異的に検出するように設計されているため、
   擬陰性になることはあっても、擬陽性になることはない。
2. 尿検査時における採尿は、出始めの尿では、尿道や外陰部等に付着した細菌や
   分泌物が混入することがあるため、中間尿を採取することが望ましい。
3. 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン（hCG）の有無を調べるものである。
4. 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日直後での検査が推奨されている。