1. 薬局開設者は、薬剤師でなければならない。
2. 薬局では、医療用医薬品だけではなく一般用医薬品も取り扱うことが出来る。
3. 調剤を実施する薬局は、医療法の規定により、医療提供施設として位置づけられている。

1. 店舗販売業では、店舗の名称に「薬局」と付してはならない。
2. 店舗販売業では、調剤を行うことができる。
3. 店舗販売業では、一般用医薬品以外の医薬品を販売することができる。

1. 配置販売業は、配置の方法及び店舗による販売の方法により、一般用医薬品を販売することができる。
2. 配置販売業者は、薬剤師を区域管理者にすれば、その区域内において医療用医薬品を販売することが出来る。
3. 配置販売業者は、一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいこと等の基準に適合するもの以外の
   医薬品を販売してはならない。

1. 配置販売業の許可は、配置しようとする区域をその区域に含む都道府県ごとに、
   その都道府県知事が与える。
2. 配置販売業者は、医薬品を開封して分割販売することができる。
3. 配置販売業者又はその配置員は、医薬品の配置販売に従事した時は、従事後30日以内に厚生労働省で定める事項を配置販売に従事した区域の都道府県知事に届け出なければならない。

1. 登録販売者は、薬局の管理者になることができる。
2. 薬剤師又は登録販売者でなければ、店舗販売業の店舗管理者にはなれない。
3. 店舗管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないように、その店舗の業務につき、
   店舗販売業者に対し必要な意見を述べなければならない。

薬事法第２条第１項
この法律で医薬品とは次に揚げる物をいう。

一

( a )に収められている物

二

( b )の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であって、機械器具、
歯科材料、医療用品及び衛生用品(以下「機械器具等」という。)でないもの([ c ]を除く。)

三

（省略）

次の各号のいずれかに該当する医薬品は、販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で製造し、
輸入し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。

一から四

（省略）

五

その全部又は一部が不潔な物質又は（ a ）から成っている医薬品

六

（ b ）が混入し、又は付着している医薬品

七

（ c ）その他疾病の原因となるものにより汚染され、又は汚染されているおそれがある医薬品

八

（省略）

薬事法第２条第３項
この法律で「化粧品」とは、人の身体を（ a ）し、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは
毛髪を（ b ）ために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、
人体に対する作用が（ c ）ものをいう。（以下略）

1. 薬用歯みがき類は、化粧品に該当する。
2. 医薬部外品の販売にあたっては、販売業の許可は不要である。
3. 医薬部外品には、衛生害虫の防除のために使用するものもある。
4. 育毛、養毛、発毛促進を目的とするものは、化粧品に該当する。

1. 原材料として、専ら医薬品として使用される成分本質を配合した製品は、当該成分が食品添加物として
   配合されている場合を除き、医薬品に該当する。
2. 医薬品的な形状であるアンプル剤の製品であっても、原材料として専ら医薬品として使用される
   成分本質を配合せず、かつ、医薬品的な効能効果を表示しない場合は、医薬品には該当しない。
3. 原材料として、専ら医薬品として使用される成分本質を配合していなくても、医薬品的な効能効果を
   表示した製品は、医薬品に該当する。