１（ ａ，ｂ ） ２（ ａ，ｃ ） ３（ ｂ，ｃ ） ４（ ｂ，ｄ ） ５（ ｃ，ｄ ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 制酸成分を主体とする胃腸薬は、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。
2. オウバク、ゲンチアナ及びユウタン等の生薬成分が配合された健胃薬は、苦味の強い製剤が多いため、一般の生活者に対してはオブラートで包む等、味を遮蔽する方法で服用するよう指導することが望ましい。
3. ピレンゼピン塩酸塩は、抗コリン作用を示すため、排尿困難や動悸等の副作用を生じることがある。
4. 胃液分泌を抑制することを目的として、ヒスタミンの働きを抑える成分が配合された医薬品は、Ｈ１ブロッカーと呼ばれている。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

１（ ａ，ｂ ） ２（ ａ，ｃ ） ３（ ａ，ｄ ） ４（ ｂ，ｃ ） ５（ ｃ，ｄ ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. トリメブチンマレイン酸塩は、消化管運動が低下しているときは亢進的に、運動が亢進しているときは抑制的に働く作用があるとされる。
2. 収斂成分を主体とする止瀉薬については、細菌性の下痢や食中毒のときに使用して腸の運動を鎮めると、かえって状態を悪化させるおそれがある。
3. ビサコジルは、空腸や回腸の粘膜を刺激して排便を促すと考えられている。
4. ヒマシ油は、主に誤食・誤飲等による中毒の場合などに用いられ、防虫剤や殺鼠剤を誤って飲み込んだ場合にも使用することができる。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの（にきび）、食欲不振（食欲減退）などの症状の緩和に適すとされるが、体の虚弱な人（体力の衰えている人、体の弱い人）、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1. 桂枝加芍薬湯
2. 六君子湯
3. 大黄甘草湯
4. 大黄牡丹皮湯

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示す。
2. 消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期待して、オキセサゼインのような局所麻酔成分が配合されている場合がある。
3. 抗コリン成分のうち、ジサイクロミン塩酸塩は、副交感神経系の働きを抑える作用が消化管に限定される。
4. 下痢を伴う腹痛については、下痢よりも腹痛への対処が優先されるため、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用となる。

１（ ａ，ｂ ） ２（ ａ，ｃ ） ３（ ａ，ｄ ） ４（ ｂ，ｃ ） ５（ ｂ，ｄ ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. グリセリンが配合された浣腸薬では、排便時に血圧上昇を生じる場合がある。
2. 炭酸水素ナトリウムを主薬とする坐剤は、炭酸水素ナトリウムが直腸内で分解され、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す。
3. 駆虫薬は、腸管内の寄生虫を駆除するために用いられ、一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、条虫と蟯虫である。
4. パモ酸ピルビニウムは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされている。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

強心薬は、疲労やストレス等による（ ａ ）の心臓の働きの乱れについて、心臓の働きを整えて、動悸や息切れ等の症状の改善を目的とする医薬品である。心筋に作用して、その収縮力を高めるとされる代表的な成分として（ ｂ ）があり、一般用医薬品では、１日用量が（ ｃ ）以下となるように用法・用量が定められている。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 低密度リポタンパク質（ＬＤＬ）は、末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓へと運ぶ働きがある。
2. 大豆油不けん化物は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
3. リボフラビンは、酵素により活性化され、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、中性脂肪抑制作用、過酸化脂質分解作用を示すと言われている。
4. ガンマ-オリザノールは、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害の緩和等を目的として用いられる。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 鉄分は、赤血球が酵素を運搬する上で重要なヘモグロビンの産生に不可欠なミネラルである。
2. 貧血用薬には、骨髄の造血機能を高める目的で硫酸コバルトが配合されている場合がある。
3. 鉄製剤の消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましい。
4. 鉄製剤の服用の前後30分にアルミニウムを含む製剤を摂取すると、アルミニウムと反応して鉄の吸収が悪くなることがある。

１（ ａ，ｂ ） ２（ ａ，ｃ ） ３（ ｂ，ｃ ） ４（ ｂ，ｄ ） ５（ ｃ，ｄ ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用