1. 咀嚼剤は、噛むことで放出されたニコチンが胃粘膜から吸収されて循環血液中に移行することを目的としている。
2. 咀嚼剤は、口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が促進されるため、炭酸飲料を摂取した後はしばらく使用を避ける。
3. ニコチン離脱症状を軽減しながら、徐々に禁煙補助剤の使用量を減らしていくこととし、初めから無理に減らそうとしないほうが、結果的に禁煙達成につながる。
4. 重い心臓病等の基礎疾患がある人では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがあるため、使用を避ける必要がある。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. ビタミンＡ主薬製剤は、肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の緩和に用いられる。
2. ビタミンＢ２主薬製剤は、口角炎、口唇炎、口内炎、皮膚炎、にきびなどの症状の緩和に用いられる。
3. ビタミンＣ主薬製剤は、しみ、そばかす、日焼けによる色素沈着の症状の緩和、歯ぐきからの出血の予防に用いられる。
4. ビタミンＥ主薬製剤は、骨歯の発育不良、くる病の予防に用いられる。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. ビオチンは、皮膚や粘膜などの機能を維持することを助ける栄養素として配合されている。
2. グルクロノラクトンは、生体におけるエネルギーの産生効率を高めるとされ、骨格筋に溜まった乳酸の分解を促す等の働きを期待して配合されている。
3. タウリンは、肝臓機能を改善する働きがあるとされる。
4. 十全大補湯は、体力虚弱なものの病後･術後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血に適すとされる。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。
2. 患者の「証」に合った漢方処方が選択されれば、効果が期待でき、重篤な副作用が起こることはない。
3. 漢方の病態認識には、虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。
4. 漢方処方製剤の多くは、処方に基づく生薬混合物の浸出液を濃縮して調製された乾燥エキス製剤を散剤等に加工して市販されている。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。

1. サイコ
2. ボウフウ
3. ショウマ
4. ブクリョウ
5. レンギョウ

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 手指又は皮膚の殺菌・消毒を目的とする消毒薬のうち、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内である製品については、医薬部外品として流通することが認められている。
2. イソプロパノールは、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対する殺菌消毒作用を示す。
3. 次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚刺激性が弱いため、手指の消毒に適している。
4. 酸性消毒薬が目に入った場合は、アルカリで中和するとよい。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. ノミによる保健衛生上の害としては、主に吸血されたときの痒みであるが、ノミは、元来、ペスト等の病原細菌を媒介する衛生害虫である。
2. 蚊（アカイエカ、シナハマダラカ等）は、吸血によって皮膚に発疹や痒みを引き起こすほか、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱等の重篤な病気を媒介する。
3. ハエの幼虫（ウジ）は、人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えることがある。
4. ゴキブリは、日本紅斑熱や発疹チフス等の病原細菌であるリケッチアを媒介する。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 一般の生活者が、正しく用いて原因疾患を把握し、一般用医薬品による速やかな治療につなげることを目的として用いられる。
2. 薬局や店舗販売業において取り扱うことが認められている。
3. 対象とする生体物質を特異的に検出するように設計されている。
4. 検出反応が起こるための最低限の濃度を、検出感度（又は検出限界）という。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 尿中のタンパク値に異常を生じる要因に、尿路結石や腎炎などがある。
2. 尿糖・尿タンパク同時検査の場合、早朝尿（起床直後の尿）を検体とするが、尿糖が検出された場合には、食後の尿について改めて検査して判断する必要がある。
3. 尿糖又は尿タンパクを検出する部分を、長い間尿に浸すことで、正確な検査結果が得られる。
4. 食事その他の影響で、尿が中性～弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用